ジーンズ・ジーパン・デニム……どれも似たようなイメージがありますが、以前は「ジーンズ」や「ジーパン」という言い方が主流でした。最近では、もっぱら「デニムパンツ」と呼ぶのが一般化していますが、どのように変化していったのでしょうか。
今さら聞けないおしゃれの疑問、こっそり解決していきましょう♪
もくじ
ジーパン・ジーンズ・デニムの違いは何?
40代50代に馴染みがある「ジーパン・ジーンズ」ですが、そもそもこの二つの違いは何なのでしょうか?
「ジーンズ」とは、デ二ム生地など厚手織物で作られたカジュアルなパンツのことで、「ジーパン」とは、ジーンズパンツの略のこと。
どちらも同じ意味ですが、一般的にはジーパンの方が呼び方として古い印象があるようです。
最近は「デニムパンツ」と呼ぶのが一般的に
最近では「デニムパンツ」という呼び方が広く定着化しています。
若い世代やアパレル業界では「デニム」と略して呼ぶこともありますが、デ二ムはあくまで素材の名前。正確な服の名前は「デ二ムパンツ」です。
パンツのことをズボンと言わなくなったように、名前にも時代の流れがあるようですね……。
ぴったりしたデニムパンツは「スキニー」と呼ばれる
ピタッとしたデニムパンツの呼び方は「スキニー」。脚にフィットするので、デニム生地にストレッチが効いているものが主流です。
裾がほっそりしたデニムパンツは「テーパード」
裾がほっそりしているのが「テーパード デニムパンツ」。女性らしいシルエットできれいめに見えるのが特徴です。
ゆったりしたデニムパンツは「ワイド」
パンツ幅が太いのが「ワイドデニムパンツ」。ゆったりしているので、硬いデニム生地でも穿き心地がラクチンです。
デニムの「ワイドパンツ」と「バギーパンツ」、どこが違う?
ワイドデニムパンツと形が似ているけれど、「デ二ムバギーパンツ」の名前で販売されているものも。バギーとは【ブカブカの】という意味。パンツの幅が広くて真っすぐなシルエットが特徴です。
ワイドパンツは、バギーパンツを含むゆったりとしたパンツの総称。幅の分量やシルエットの線引きがあいまいで、ハッキリとした違いはありません。
バギーパンツは、どちらかといえばカジュアル感が強いパンツを指すファッション用語。デニムの幅広パンツの場合は「バギーパンツ」と呼ぶのが一般的です。
人気再燃! デニムの「フレアパンツ」
いま人気が再燃している「デニムのフレアパンツ」。ひざから下が広がったシルエットは【ブーツカット】とも言われ、美脚見えパンツとして80年代に大ブームとなりました。
デニムフレアパンツは、かつて大流行した服だけに穿き方には気を付けたいもの。時代遅れに見せないためには、どう着こなせばいいのでしょうか?
大人の女性には、ゆったりとしたシャツと合わせるのがおすすめ。ハリ感のある生地を選ぶとデニムフレアパンツが古く見えずきれいめに装えます。「スキッパーシャツ」「ボリューム袖のブラウス」など旬デザインなら、コーデにトレンド感が加わり今っぽく着こなせますよ。
また、ブラックデニムには黒トップス、グレーのデニムにはグレーのトップス、インディゴデニムにはネイビーのトップス……というように、上下を系統色で揃えればまとまりのいい装いに。フレアパンツがコーデに溶け込み古臭く見えません。
いかがでしたか?
ジーパンやジーンズという呼び方は間違いではありませんが、最近はデニムパンツと呼ぶ方がスマートな印象。おしゃれに見えるシルエットにも流行があるので、自分の体型に似合う旬のデニムパンツを見つけたいですね。
2020年11月27日 公開
2022年7月22日 更新
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