好みや流行の変化などに合わせて増えていく洋服の整理、お悩みではないでしょうか。お家時間が長くなり、お部屋の収納を見直している方も増えているよう。
お部屋をスッキリとさせるために避けては通れないのが、持ち物のなかでも大きな面積を占める「洋服収納」ですよね。40代50代の大人世代になると、さまざまなシーンに合わせて「間に合わせで買った服」がたまってくることも。そこで今回は、たくさんある「間に合わせで買った服」をスッキリさせるコツをご紹介します。
もくじ
「間に合わせで買った服」とはどんな服?
着る機会がほとんどない服でも、何となく整理できていない……という方は多いのでは。そもそも、「間に合わせで買った服」とはどのような服でしょうか。
間に合わせで買った服とは、学校行事やセレモニーなどその場をしのぐために揃えた服のこと。「いま必要だから、とりあえずこの服を買っておこう」と手に入れたものの、着る機会が少なく数も増えて収納に困っている、そんな洋服のことです。
間に合わせの服の具体例としては、以下のとおりです。
1. 入学式・卒業式などのセレモニー服
入学式・卒業式など晴れの日に着るセレモニー服。それぞれのシーンにふさわしい装いを……と、各セレモニー毎に準備されることもあるのではないでしょうか。
2. 結婚式ゲスト・2次会ゲスト用のワンピース
結婚式のゲストや二次会ゲスト用のワンピースは、それぞれの会場スタイルに合わせて選ぶことが多いもの。トレンドや好みの変遷で、何着も持っている方は少なくないのでは。
3. 好みに合わないトレンド服
トレンド服には敏感に反応してしまう……そんな方は多いかもしれません。でも、ワンシーズンのトレンド服が増えていくのは困りもの。トレンドが過ぎてしまったり、好みに合わなくなったりしても、なんとなく手放せない、ということはありませんか。
「間に合わせの服」をスッキリさせる3つのポイント
1. 持っている洋服の全容を把握する
間に合わせの服を含め、持っている洋服の全量を把握することが、洋服収納をスッキリさせる第一歩。まずは、洋服を一カ所にすべて集めてみることから始めてみましょう。
2. 「残す服」「手放す服」を選ぶ
持っている洋服をすべて集めたら、そこから「手放す服」と「残す服」を分けていきます。”今の自分”が着たいと思える服、TPOによってはまた着る予定のある服が「残す服」です。
手放す服のなかには、まだまだ着られそうな状態のものもあるでしょう。そんな時には、処分するだけでなく着てくれる人へ譲ったり、フリマアプリなどで販売したりする方法も。また誰かの役に立つと思えば、手放すことにも前向きになれるのではないでしょうか。
3. アイテムに分け、収納方法を決める
残す服が決まったら、アイテムごとに分けてみてください。洋服を収納する方法は、主に「見せる収納」「隠す収納」に分けられます。収納のしやすさやライフスタイル、残す服の種類や素材などによって、収納方法を検討しましょう。
4. 見える収納、隠す収納を実践する
残す服をアイテム別に分けられたら、「見せる収納」と「隠す収納」を実践していきます。
見せる収納におすすめのアイテムは、「ハンガーラック」。お気に入りの洋服を、ショップのディスプレイのように飾りながら収納することができます。出し入れもしやすくシワにもなりにくいため、頻繁に着る服やスーツ・ワンピースなどフォーマルな洋服にも向いています。ハンガーは薄めのタイプを選ぶと、かさばらずスッキリと掛けられますよ。
隠す収納に最適なアイテムが、引き出しケース。Tシャツなどコンパクトに折り畳んでしまえる服に向いた収納グッズです。Tシャツなどを畳み、本のように立てて収納すると出し入れしやすく見た目もきれい。引き出しの中で使える仕切りを用意すると、よりわかりやすくスッキリと収納することができます。
「間に合わせ服」は定期的に見直すのがスッキリの鍵
間に合わせで買った服は、いつの間にか増えてしまうもの。定期的に「間に合わせ服」が増えていないかを点検し整理すれば、”今の自分らしい服”だけが残り気持ちも軽くなりそうですね。あなたもぜひ、洋服収納を少しだけ見直してみてはいかがでしょうか。