「一度でいいからガラッとイメチェンしてみたい!」と思ったことはありませんか。オシャレの多様性が進む中、最近では50代でブリーチデビューする人もめずらしくありません♪
とはいえ、大人世代になってからのブリーチデビューはやっぱり勇気がいりますよね。そこで今回は、初めてブリーチをする前に押さえておくべきポイントをわかりやすく解説します。メリットとデメリット両方を踏まえた上で、思い切ってイメチェンしてみませんか?
※こちらの記事では、あくまでスタイルの参考としてスナップを選定しています。
ブリーチすると、こんないいことがある!
ブリーチの魅力は、なんと言っても雰囲気が一気にあか抜けること。日本人の髪がもともと持っているオレンジやブラウンの色素をしっかり取り除いてくれるので、透明感のあるオシャレな髪色を自由に楽しめます。
ブリーチは、「そろそろグレイヘアにしたい」と考えている人にも向いています。白髪染めの色素を脱色して取り除けば、生え変わりを待たなくても根本との境目を目立ちにくくすることができます。
「白髪を生かしてセンスのいい髪色にしたい」「白髪染めのサイクルを遅くしたい」という人にとってもブリーチは適役。たとえば白髪と黒髪の境目をなじませるハイライトなら、複数の色が混ざり合う自分だけのヘアカラーを楽しめます。
ブリーチをした後、髪に何が起きる? 何をすればいい?
ブリーチデビューをすると「以前と手触りやツヤが違う……」と戸惑うケースも少なくありません。でもこうしたネガティブな変化は、ドライヤーでしっかりと髪を乾かすことで吹き飛ばせます。
もちろんシャンプー&トリートメントの基本的なケアも欠かせませんが、ドライヤーはさらに大事。仕上げに冷風を掛けるとツヤが出やすくなりますよ♪
普通のヘアカラーに比べ、ブリーチは色落ちが早いというデメリットがあります。極端な場合、シャンプー3回ほどでかなり色あせた印象に。
対応策としてピンクや紫などの色付きシャンプーを使えば、色落ちしてもサマになるブロンドっぽいニュアンスを保てます。
ブリーチをして髪色が一気に明るくなると、顔の印象もガラッと変わります。具体的には「シミやシワが目立ちにくくなる」というメリットと「肌がくすんで見えやすい」というデメリット。肌のくすみは、トップスの色を今までよりも鮮やかにすることでクリアできます♪
ちょっと待った! ブリーチを避けるべきケース
ブリーチには強い脱色力があり、頭皮への刺激が強いカラー剤です。普通のカラー剤でかぶれた経験のある人や、頭皮に傷や肌荒れがある人は絶対にNG! 髪色よりも地肌のことを優先的に考えて。
縮毛矯正をしている髪にもブリーチはお勧めできません。なぜなら、縮毛矯正の薬剤とブリーチ剤はともに髪への負担が大きいから。たとえ同じ日にしなくても、ダブルで行うと髪の体力が持たない可能性があります。断毛のリスクが高いので、ヘアサロンで断られることも多いはず。
ロングヘアの人も、ブリーチデビューは慎重になるべき。ブリーチをすると、どうしてもツヤとうるおいが低下します。毎日のお手入れに十分手を掛けられる場合を除き、ロングのブリーチ毛を美しくキープするのは至難の業。ショートかボブで挑戦するのが得策です。
お風呂上がりにドライヤーを使う習慣がない人も、ブリーチ向きとはいえません。髪は濡れているときが一番弱い状態。ブリーチした髪はさらに体力が落ちているので、乾かさずに寝てしまうと枕との摩擦で傷んでしまいます。
また、セルフブリーチは初心者さんにとってかなりリスキー。髪や頭皮のコンディションをプロに診断してもらい、場合によってはストップをかけてくれるような信頼できる美容師に必ず相談しましょう。
思い切ってブリーチデビューしてみましょう!
ブリーチのよさは、なんと言っても表現できるヘアカラーの幅広さ! 髪色が変われば気分も変わり、着こなしも変わります。さらに周りからのリアクションもきっと変わるはず。白髪との付き合い方も大きく変化します。50代からのブリーチデビューをぜひ楽しんでくださいね。