香りが美女をつくるってどういうこと? 実は、スキンケア化粧品やシャンプー・リンスなど、毎日使うものに自分の好きな香りをチョイスすること、これが美女をつくるカギとなってくるんです。
無理して使ってない?
スキンケア化粧品は高い保湿力やアンチエイジング効果が期待できるなど、効能で選ぶことが多いと思います。ハーブの力が髪を美しく保つと言われれば、そのシャンプー・リンスを使いたくなってしまいますよね。でも効能が魅力的でも、実際に使ってみたら好きな香りではなかったら?
せっかく買ったし、アンチエイジングや美髪になりたいから、無理してとりあえず使っちゃおう……。そんなあなたに「ちょっと待ったーー!!」をかけさせて下さい。
好きな香りでないと効果は半減
香りは好き嫌いが人によって分かれます。例えば「ローズの香り」で、成分や効果に期待できる人気の化粧品があったとします。ローズの香りが好きな方は良いのですが、もし香りが気に入らなければ無理して使ったとしても効果は半減してしまいます。
その理由は、香りと脳は直結していて自律神経やホルモンバランスと関連してくるからなんです。
香りは自律神経と深い関係?
人間の脳は大きく大脳、小脳、脳幹と分かれます。また大脳は知的活動する新皮質と感情や本能、記憶に関わる旧皮質(大脳辺縁系)に分かれます。香りはこの大脳辺縁系に大きく関わっているのです。
『ローズの香りが好きな人』を例にとってみましょう。ローズの香りを鼻から嗅ぐと大脳新皮質では「ローズの香りだ」と認識します。同時に「良い香り、好きな香り」という感情を大脳辺縁系に情報が入ります。
次に<視床下部>に情報が伝わり、自律神経を安定させます。ホルモン分泌が正常になり、免疫力もアップ。自律神経が安定していると体温・血圧・心拍数が安定するので体は健康を維持し、心もリラックス出来るのです。
好きな香りに包まれるのがカギ
化粧品やシャンプー・リンス、毎日使うものが好きな香りに包まれれば幸せな気分になります。心と体が元気になり、お肌はツルツルの美肌が保たれて気分もアップ。笑顔で過ごせるので、結果魅力的な女性に! 反対に、好きでない香りはストレスとなり気分もダウンするので要注意。
香りはその日の体調でも感じ方が変わってきますが、基本的に好きな香りを自分でチェックしておくのが美女への近道。この機会にぜひ身の回りの香りをチェックして、美女道を究めましょう!