「ビビッドカラーの服は難しそうでなかなか手を出せない……」と、無難なコーデに落ち着いていませんか? 個性の強いビビッドカラーも、分量と配色のコツを押さえれば無理なく取り入れられます。脇を固めるおしゃれ小物と簡単ヘアアレンジがあればパーフェクト!
今回はパッと目を引く「鮮やかなブルー」に注目。2020年の夏こそ「脱・いつもの!」しましょ♪
もくじ
「インパクトの引き算」をして、絶妙な色の調和を図る
分量が大きく存在感のあるマキシ丈のプリーツスカートは、必然的にコーデの主役になります。主張の強いビビッドブルーがメインに来るときは、透け感のある素材でインパクトの引き算をするのが得策。全体のバランスが調和され、他のアイテムともうまく溶け込みます。
ブラウンの小物類は、つなぎ色としてコーデ全体にまとまりを出すのに◎。
着こなしの仕上げとして髪型にも工夫を。ルーズなアップor低めの位置で一つ結びにするヘアアレンジを合わせると、涼しげでオリエンタルな雰囲気に。
ビビッドカラーも「天然素材」なら派手にならない
パキッとした濃いブルーのアイテムも、綿や麻などの天然素材ならふんわりとした柔らかい雰囲気に。さらにブルーが持つ「白をより白く見せる特性」も生かしてみましょう。同系素材のホワイトスカートと合わせれば、白が持つ清潔感を際立たせた、ソフトで涼やかな着こなしに仕上がります。
ビビッドブルーをきちんと「主役」にするために、小物は色数と光沢を控えたいところ。つや消し加工されたゴールドのブレスレットや革素材のサンダルなら、主役アイテムに花を添えてしっくり馴染みます。
髪形はシンプルなショートボブや、アクセサリーを着けないハーフアップなど、引き算を意識して合わせると◎。
「差し色」として小さい面積で点在させると、オフィスでも使える
ビビッドブルーのように目立つ色は一点投入すると失敗がありません。ホワイトブラウス×ネイビータイトスカートの組み合わせにプラスして、ビビッドブルーを足元にちょこっと効かせたこちらのコーデがお手本。この配色なら上品さをキープしたまま”脱マジメ”できるので、全体に程よい軽さが出せます。
差し色は1~3点で配置させるのが上級者ポイント。スナップではバッグにブルーのスカーフを巻いています。
ヘアアクセサリーでもう一点ブルーをつけ足すと、さらに洗練された雰囲気に仕上がります。オフィスなら布製のリボン付きヘアクリップなどが適切です。
甘みとビビッドブルーの関係性は「1:2」がちょうどいい
こちらの着こなしは、透け感のあるフェミニンなトップスの引き締め役として、ビビッドブルーのパンツを合わせた配色のコントラストが印象的。トップスをジャストなサイズ感にして、ビビッドブルーとの比率を「1:2」くらいにするのが甘辛バランスを整えるコツです。
トップスをコンパクトに抑えている分、髪はゆるめのウェーブヘアである程度の分量を出すと、全体のシルエットが整います。長さはミディアムがトレンドですが、動きのあるヘアスタイルなら、ショートやロングでも雰囲気にマッチします。
「ブラウン合わせ」でビビッドブルーをより鮮明に
彩度の高いブルー×ブラウンを新鮮に楽しむのもステキ。色相の違いがくっきりと出て、メリハリのある着こなしに仕上がります。この配色は着回しも効くので、ボトムスをパンツに替えて洗練されたマニッシュなスタイルを楽しむのもイチオシです♪
ブルー×ブラウン配色の場合、似合うヘアスタイルはボトムスによって変わります。例えば、ボトムスがスカートならヘアワックスをもみ込んで無造作に仕上げたり、パンツなら低めの位置で作ったおだんごヘアにしてみたり。あえて雰囲気のミックスを狙って、それぞれを逆にしてみるのもアリです。