クローゼットや衣類収納を見渡すと、もう着なくなった服がたくさんある……そんな経験のある40代50代の方は多いのではないでしょうか。持ち物のなかでも場所を占める服の整理は、部屋を広々と使うための鍵になります。今回は、楽しく服を整理するアイデアをご紹介します。ぜひ、参考になるアイデアがあれば取り入れてみてはいかがでしょうか。
もくじ
「40代50代」は服の枚数を見直すタイミング?
ライフスタイルや家族構成によって違いはあれど、40代50代の多くの方が「服が多すぎる」と感じられているのではないでしょうか。昨今では、モノを所有することよりも手放す「シンプルに暮らす」ことが注目されています。そんな風潮もあってか、一旦立ち止まって「今あるモノたちが本当に必要か考えなければ……」と思っている方は多いよう。
そのなかでも、部屋のクローゼットや収納家具の多くを占める服はモノを減らした「すっきり感」を実感できるアイテムの一つ。ファッションの好みが定まってくる40代50代は「これからの自分が本当に着たい服だけを残す」ことができるため、服の枚数を見直す絶好のタイミングかもしれません。
とはいえ、服の整理は億劫に感じてしまう、という方も少なくありません。今回ご紹介するのは、そんな気持ちを軽くする「楽しく服を整理する」アイデアです。3つのポイントを押さえれば、あなたもきっと気負いなく服を整理できるはずです。
40代50代の「楽しく服を整理する」3つのアイデア
1.気分が上がる、必要な服を「選び取る」
服を収納する前に、必ずやっておきたいのが「服の厳選」です。楽しく服を整理するコツは、ショッピングのように気分が上がる服や絶対に必要と思う服を「選び取る」こと。不要なものを間引くのではなく、好きな服を選び取る方が楽しく感じられませんか?
感覚的過ぎてわからない……という方は、以下のようなポイントを参考にしてみてください。
・今までではなく「これからの自分が着たい」と思うか
・今の自分に「似合う」かどうか
・トレンドも少しだけ意識できているか
・スーツやセレモニー服の場合、今後使う予定が具体的にイメージできるかどうか
これらを考えながら選び取れば、きっと本当に必要・好きな服だけが厳選できるはずです。
2.選び取った服をハンガーに掛けて収納する
選び取った服はしまいこまず、せっかくなら出し入れしやすい状態で収納してみましょう。スリムなハンガーを揃えれば、多くの枚数を掛けやすくなるだけでなく見た目も整います。
好きな服だけで集められたクローゼットなら、開くたびに気分が上がりそう。お気に入りだけを集めたい気持ちも高まるので、服の購入に慎重になり「ついセールなどで衝動買いしてしまう」といった無駄遣いも減ることでしょう。
3.眺められるところにハンガーラックを設置する
クローゼットの中にしまうだけでなく、「見せる収納」にもトライしてみては。シーズンに合わせてよく着る服をピックアップし、デザインが素敵なスチール製などのハンガーラックに掛ければショップのような洋服収納になります。
眺められるところにハンガーラックを設置すれば、好みの服がインテリアの一部となって気分が上がる空間になります。バッグや小物なども一緒にディスプレイ収納すれば、見た目の美しさだけでなくコーディネートの時短にも繋がりますよ。
楽しく服を整理して部屋をすっきりと!
今持っている服のほとんどが、もともとは気に入って買った服であるはず。その中で「今の自分に必要か」を見極めることが大切なポイントになります。40代50代の「大人の女性だからこそ似合う服」を楽しく選び取り、あなたも部屋をすっきりとさせてみてはいかがでしょうか。