今回は知っているようでよく知らない「コンサバ」をプチ解説。SNSやファッション誌ではよく見かける言葉ですが、どういう意味なのでしょうか? コンサバファッションをわかりやすくご紹介します。
もくじ
アパレル用語の「コンサバ」って、どういう意味?
コンサバとは【コンサバティブ】の略。「保守的な」という意味の英語で、流行に左右されないデザインの服です。
ベーシックという意味合いで幅広く使われているアパレル用語ですが、一般的には「女子アナ風ファッション」を指しています。ひざ丈くらいのタイトスカートやプリーツスカートに、シンプルなジャケットやブラウスを合わせるなど、清潔感があり好印象なコーディネートです。
定番服を使ったシンプルコーデは、広い意味でコンサバファッション
着回しやすく、幅広い世代に愛されているシンプル系コーデ。定番の「トレンチコート」「ステンカラーコート」「ボーダートップス」を使うコーデも、実はコンサバファッションなんです。
定番と言われるアイテムは、トレンドにとらわれずベーシックなデザインが特徴。見方を変えれば、無難・保守的な装いになり、コンサバと同一語になります。
トラッド系コーデも、コンサバのカテゴリーに
トラッド系コーデも、シンプル系と同様にコンサバファッションのカテゴリー。伝統的な柄やデザインの服は、育ちのよさを感じさせる一枚。個性的ではないぶん悪目立ちせず、安心感のある印象を与えます。
きれいめなコンサバコーデ、「フェミニン」とはどこが違う?
コンサバはどちらかといえば「きれいめファッション」として使われるアパレル用語ですが、お嬢さま風のエレガントなコーデを意味することも。このようなファッションの場合、【フェミニン】とはどう違うのでしょうか?
華やかな雰囲気の中にフォーマル感がある【コンサバ】に対し、柔らかくて甘めな雰囲気なのが【フェミニン】。例えばホテルのディナーや高級レストランを訪れる場合は、きちんとした印象のコンサバ系ファッションの方がふさわしく、心地よい時間を過ごせそうです。