カラー、素材、シルエット、デザインなど、さまざまな切り口でファッショントレンドは生まれています。その中でも、今シーズン特に重要となっているのがシルエットでしょう。
昨年はスリムパンツとのコーディネートが主流でしたが、春の“ガウチョ押し”を経て、ワイドパンツやロング丈のカーディガンやコートなど、この秋は揺らぎ感のあるシルエットにシフトしています。
ポイントは優しい“揺らぎ感”。このシルエットを表現できるアイテムがカギとなります♪
もくじ
しなやかに揺れる、エレガントなワイドパンツ
今秋のマストアイテムと言えば、なんといってもワイドパンツでしょう。ずいぶん目に慣れてきたガウチョパンツも、パリッとした素材よりもしなやかに身体に沿う優しい素材使いが今秋の気分。
足のラインが目立ちにくいため、履いてみると意外と楽チンなうえ、大人女子の秋スタイルにぴったりなエレガントさも演出できるアイテムです。
センタープレスならオフィススタイルにもしっくりくる、きちんとした着こなしができますね。
秋冬なのに軽やかな素材使いのフローイングマキシスカート
特に今シーズンは長めの丈でも重く見せない、流れるようなしなやか素材がポイントとなります。
羽織って軽やかに着こなす、ロング丈のニット・ジャケット・ジレ
トップスでも “揺らぎ感”がポイントとなります。スティックパンツが主流だった頃はお尻が隠れるほどのプルオーバーも多かったのですが、よりふんわりとした揺れを表現するデザインとして、カーディガンやコートなど羽織って着るようなフロントオープンタイプが優勢に。
特にソフト感のあるカーディガンやジャケットは、コート感覚で冬まで使えるお役立ちアテムとなり大活躍間違いなしです。
また、久々に登場したのがロングジレ。70’sムードのスタイリングにももちろんぴったりなのですが、マニッシュムードのジレも
ジャケット感覚のきちんとスタイルで復活の兆しが見られます。新鮮味のあるアイテムなので要チェックですね。
ロングと言ってもコレクションに見られるようなマキシ丈はちょっと難易度が高いので、膝が隠れるくらいの丈を選ぶと着こなし万能な便利アイテムとなるでしょう。
着こなしだってふんわりとした揺らぎがポイント!
小物でも軽く揺れる感覚を取り入れて
マストアイテムを揃えたら、着こなしでも今年らしさを表現したいもの。冬を迎える前のこの時期は、前を開けて羽織るような着こなしで
優しい揺らぎを表現したいですね。
また大判ストールをはらりと羽織ったり、軽く首にかけるだけの長め使いが
縦のラインを強調し、旬を感じさせる着こなしとなるでしょう。長めのフリンジ使いでの揺れ感表現も旬のディテールなので、ぜひ積極的に取り入れたいものです。