ダイエット中にこんな経験はありませんか? 生理前になると体重が減らないどころか逆に増えていたり、いつもは抑えられている食欲も我慢できない……。ダイエット中じゃなくても、生理前は不調が出やすいですよね。
そんな時に「もうダイエットやめよう」となってしまってはもったいありません。ぜひ『生理前豆乳』を試してみて、生理前のダイエット無駄期を乗り越えましょう!
なぜ生理前はダイエット無駄期と言われるの?
生理前(排卵後から生理までの約2週間)は、女性の体にとって大切な『ロゲステロン』というホルモンの影響が一番強く出る時期です。
この『プロゲステロン』は、妊娠の準備のためなど体にとっても重要なホルモン。体内に水分や脂肪を溜める働きをし、そのため水分の排泄が悪くなってしまうといった作用があります。
その事から便秘になったり頭痛を引き起こしたりと、生理前の不調につながってしまうわけです。
特に生理前一週間は強く作用します。体にとっては大事なホルモンですから、無理な食事制限などはいけません。おまけにホルモンの特徴から体重が増えやすく、『ダイエットの無駄期』と言われるのですね。
生理前に豆乳を飲むことの効果
生理前、特に1週間はホルモンの関係上、体に水分を溜め込みやすいとお伝えしました。
これは妊娠の準備のためですが、妊娠していなかった場合毎月の生理として溜め込んだ水分や脂肪を外に排出することになります。
そして生理後には、余分な物を排出した事により脂肪が燃焼されやすくなります。生理後が痩せやすい、と言われるのはこのためですね。
つまり、生理前の脂肪や水分の溜め込みを抑えられることができれば、すぐに脂肪の燃焼にうつりやすくなるので生理後がより痩せやすくなるわけです。
そこで豆乳の出番です!
豆乳には脂肪や水分を溜め込むことを防いでくれる働きがあります。また、豆乳には大豆サポニンやビタミンB群などたくさんの栄養素が含まれています。
脂肪の吸収を抑えてくれる他、脂肪や毒素の排出をスムーズにしてくれたりと、生理前に飲むのにはピッタリな飲み物なのです。
生理前豆乳の飲み方
生理前に豆乳を飲む美容法はとっても簡単です。
生理前1週間、毎日豆乳をパック1本(200ml)飲むだけです。
飲むタイミングも、自分の好きな時で大丈夫です。もし生理前に食欲が普段よりかなり出てしまって暴食がちになるという方でしたら、お腹が空いた時の間食代わりや食事前に飲むと少し食欲が抑えられるかもしれません。
ただ1つ注意していただきたいのが、1日に飲む量は200mlを超えない事です。
過剰に摂取してしまうと、体が慣れてしまい耐性がついてしまうため、効果が十分発揮できない恐れがあります。
また、豆乳に含まれる『イソフラボン』の過剰摂取によってホルモンバランスが乱れてしまう場合があるので、1日の摂取量は守るようにしてください。
生理前は誰でも憂鬱になりがち……ダイエット中ならなおさらですよね。
体重が増えてしまって「これでもうダイエットやめよう」とならず、ぜひ『生理前豆乳』を取り入れて体重増加の防止を試してみてください。
ご自身の体を大切にして生理前を乗り切りましょう♪