シーズン毎に新しい価値観と解釈が生まれ、進化と変化を繰り返しているのがモードです。洋服のデザイン、素材、カラーから、細かな着こなしのテクニックなど、モードの定義に関係なく、モードそのものは常に新しく魅力的です。
今年のモードなコーデのポイントは、エッジを利かせて”こなれ”で魅せること。ハズしや遊びを作りながら、きっちりエッジを利かせましょう。おしゃれ上手な人たちのスタイリッシュなコーデから今のモードを紹介します。
もくじ
ストリート感をプラスした、クールなカジュアルコーディネート
立体的なフォルムが特徴の白のプルオーバーは、動きや角度によってシルエットが変化するかなりモードなアイテムです。適度にハリとコシのある素材感でいろんな表情見せながら、1枚のうちに遊びとハズしの機能を持つ優れもの。トップスのボリューム感ときっちり対比させるよう、ボトムは黒のスキニーでメリハリをつけるのが正解です。チェックのシャツを腰巻きすればグランジ感もプラスされ、こなれたクールなスタイルに仕上がります。
白、黒、グレーの絶妙バランス、大人のミニマムモードスタイル
ライトグレーの膝丈ロングカーディガンと白のトップス、黒のスキニーパンツまで洗練されたミニマムスタイルに、モード感を決定する黒のサンダル。スタイリッシュな大人のカジュアルコーディネートです。上品でシンプルなアイテムを厳選し、あくまでこだわりをアピールしない、さりげなく見せるテクニック。おしゃれ上手のこなれに脱帽です。メッセージプリントのクラッチバッグが、ちょっとハズして遊んでみせる、最旬夏のクールカジュアル。
インパクトのあるアイテムをひとつにまとめるテクニック、感性を刺激する大人のモードスタイル
日常のリラックスした自然体がおしゃれなら、感性を刺激するようなエッジの利いたスタイルもおしゃれです。いつの時代もファッションを進化させるのは、私たちの感性を揺さぶるような、ワクワクさせるコーディネート。
カモフラージュ柄にブルーのラインがインパクトのあるプルオーバー、ノーカラーのベストコート、ダメージデニム、すべてのアイテムが尖っていて刺激的であるにもかかわらず、さりげなくまとめた大人のモードスタイルです。
決して服に着られることなく、あくまで自分のセンスで選択できる感度を感じるコーディネート。”こうなりたい自分”、”こうありたい自分”の表現がファッションならば、感性を刺激するスタイルは、何よりステキだと思うのです。
アイテムを絞ってクールにミニマムに、夏のセレカジモードスタイル
バーコードのようなランダムなピッチのストライププリント。モードなインパクトのロングTシャツコーデです。ボトムはすっきりブラックスキニーを合わせて、足もとにはエナメルのスリッポン。あくまでもミニマムにエッジのベクトルを調節した大人のセレカジモードに仕上げています。ちらっと見える肌の露出も計算された抜け感で◎ 余計なものを排除したソリッド感がクールです。