革の靴はきちんとお手入れすることで、長い間履くことができます。品質が良い靴を選んで、こまめにケアして良いコンディションをキープすることで、安い靴をこまめに買い換えるよりもかえって安い買い物になることも。
今回は、簡単な革靴のお手入れ法をご紹介します♪
革靴のお手入れの基本は、汚れを落としたらクリームで補う
革靴のお手入れは、「1.汚れをきれいに落とすこと」と「2.クリームを塗って栄養を与えること」の2ステップが基本です。
汚れを落とすには、革靴専用の汚れ落とし剤であるクリーナーを不要な布などに少量取り、靴全体の汚れをふき取ります。
汚れが取れたら、靴と同色のクリームで革に潤いを与えていきます。クリーナーに使用した布とは違う布を用意しておき、クリームを少量とって薄く伸ばしながらムラにならないように塗りこみます。
靴クリームで磨いて、美しい光沢を出す
靴クリームは、少量を塗りこむようにして磨くのがコツです。
革に光沢が出てきたら、クリームを靴に残さないようにして仕上げます。靴ブラシやきれいな布で余分なクリームを拭き取っておくのも忘れずに。
スペシャルケアとしておすすめなのが、破れたストッキングを使う方法です。最後の仕上げにストッキングを使って磨くと、さらにきれいなツヤにある靴になります。
きれいになった靴には革用の撥水スプレーを吹き付けておくと、汚れがつきにくくなります。
一度履いた革靴は、2〜3日休ませる
靴を一日履くと靴の中で足が蒸れ、コップ1杯分程度の汗をかくといわれています。
連続して同じ靴を履くと、湿気がこもってしまい、型崩れや革の劣化の原因になることも。一度履いた靴は2、3日休ませるようにするのが、靴を長持ちさせるコツです。
革の靴はこまめに手入れして磨き、磨り減ったソールを補修するなどすれば、10年以上履くこともできます。ローファー、オペラシューズ、オックスフォードシューズなどの流行に左右されないベーシックな靴を選べば、長く履き続けることができますね。