忘年会、クリスマス、大晦日が終わったらもうお正月。
毎年お正月はどんな服装で過ごしていますか?
新春にふさわしい服装がありますよね。そう、着物の振り袖です!
「成人式以来着てないなぁ」
という人も、
「実は成人式では振り袖を着なかった」
という人も、この新春は振り袖に挑戦してみませんか?
もくじ
振り袖って普通の着物とどう違うの?
振り袖は、大きな袖(振り)をあえて作ってある礼服です。
基本的には未婚女性のものとされています(既婚女性は「留袖」という着物を着る)。
礼服ですから、成人式や結婚式などのおめでたい席に着用します。
西洋で言うところのドレスだと思えばOK。だから普段着として着てはいけません。ドレスは可愛いけど毎日着ませんよね、それと同じです。
つまり、振り袖を着るシーンはとても限られているので、お正月はその数少ないチャンスというわけです!
サーモンピンクの振り袖はフェミニンで失敗がない。シンプルな帯には帯紐に工夫を
柔らかなサーモンピンクの振り袖は、日本人の肌の色に合う色だから、似合う人も多いのが特徴。
大きめの花の柄があしらわれており、フェミニンなスタイルになります。
帯の色はホワイト系ですっきりですが、代わりに帯紐は特徴的な編みこみのデザインのものを。
鶴の柄の着物はおめでたさ最高潮! 華やかな柄の着物と柄の帯は合わせてOK
鶴のモチーフは典型的なおめでたい柄。だから振り袖にはとてもよく使われます。
着物自体の柄が派手でも、帯も柄物でOKというのは着物の着こなしの面白いところ。着物の形がシンプルだから、柄同士を合わせてもケンカしないのです。
「髪の毛もロングにしてアップスタイルにしなきゃダメ?」
いえいえそんなことはありません。
モデルさんのように、ボブヘアを整えて、髪飾りを使ってうまくボリュームを出しましょう。慣れれば自分でも簡単に髪型をセットできます。
粋な着こなしは白地の振り袖がおすすめ。柄ありの半襟で楽しもう
粋な雰囲気が好きな人にはビビットなカラー、もしくは白地の振り袖がおすすめです。
また、首元にちらりと覗く襟を「半襟」といいますが、これは無地でも柄ありでもOK。
昔は無地が主流でしたが、最近では柄ありのほうが人気があるようです。ただ、柄ありの場合はカジュアルな雰囲気だと捉える人がいるので、成人式や友人の結婚式などでのちのち写真に残る場合には無地でいいと思います。
自分や家族、恋人や仲間と楽しむお正月なら、可愛い柄の半襟を付けたいですね♪
いかがでしたか。
ちょっと敷居が高いと感じてしいがちな振り袖。
新春には思い切って振り袖を着て、大和撫子になってみませんか?
ライター:みずしま