ショウガは身体を温めてくれるとよく耳にすると思います。「温まるけど、冷え症が酷くてすぐ身体が冷えてしまう」という経験がある方もいるかもしれません。
そんな方にお伝えしたい、ショウガの食べ方で身体の芯から温めてくれる方法があります! 冬に欠かせない、『ショウガ』で冷え対策をしていきましょう☆
ショウガの体を温めてくれる成分
ショウガには温めてくれる成分が2種類あります。それはジンゲロールとショウガオールです。
ジンゲロールは生のショウガに多く含まれている辛味成分です。手足の末端を温めてくれる効果や殺菌効果、免疫機能の活性化をしてくれる効果があるので風邪のひき始めにおすすめの成分です。
ただ、このジンゲロールは身体の中にある熱を手足の先にまで行き渡らせる効果なので身体の深部はむしろ冷えていきます。
そこでショウガオールが活躍してくれます。ショウガオールは胃腸の内側を刺激して血行を良くしてくれます。そのため身体の深部からジワジワっと温めてくれるのです。
この効果は3~4時間かけてゆっくり温めてくれるそう。お腹には大きな動脈やリンパ腺も通っているので胃腸が温まるとと身体全体的も自然に温まってきます。
蒸しショウガ粉末の作り方
実は、ショウガオールは生のショウガにはあまり多く含まれていません。乾燥や加熱をすることによって生のショウガに含まれているジンゲロールがショウガオールになります。
身体の深部から温めてくれるためにはショウガを蒸して乾燥させた『蒸しショウガ粉末』で摂るのが理想的です。
蒸しショウガ粉末の作り方は、ショウガをスライスして1枚1枚蒸し器に並べて蒸します。その蒸したショウガを2~3日天日干しにして、すり鉢で粉末状にしましょう。コレで蒸しショウガ粉末の完成です! 簡単ですよね。
蒸しショウガ粉末の使い方
むくみを気にされている方は、65度以上に温まったたんぱく質と一緒に摂るとより効果的です。ホットミルクや温めた豆乳に蒸しショウガ粉末を大さじ1くらい入れて召し上がってください。
他にも味噌汁などに入れるのもおすすめです♪
蒸しショウガ粉末は必ず常温で保存してください。冷蔵庫など冷たい所で保存をするとせっかくのショウガオールがジンゲロールに戻る可能性があるそうです。
冷えが気になる方は、ぜひ試してみてください♡