皆さんはパーソナルスタイリングのサービスを受けたことはありますか? サービスの存在自体を耳にすることがあっても、「余計にお金がかかりそう」といった理由でわざわざ調べてみるところまで気持ちが向かないという方が大半なのではないかと思います。
そんな方々におすすめしたいのが “アンシャンテ with D”。3万円でDくんがスタイリングをしてくれるというもので、料金にはアイテム代も含まれています。ちょっとしたジャケットを買ったら3万円くらいかかることを考えると、リーズナブルに感じられるのではないでしょうか。
スタイリストのDくんは2018年4月現在、フォロワー数が217万を超えているインスタグラマーでもあります。若干22歳ながらもそのファッションセンスから世界中のファンから支持され、フォロワー数で言うと日本人男性の中で4位くらいになるそうです。
テレビにも登場し、雑誌・スタイリングなど幅広く活躍しています。
世界的に人気を得ているDくんがあなただけのためにスタイリングをしてくれるのです。
この特別感は、他ではなかなか味わえるものではありません。
「スタイリング+商品+撮影会」のセットで3万円
Dくんのファッションセンスもさることながら、 “アンシャンテ with D” の大きな特徴として「手の届きやすさ」が挙げられます。
まず、サービスの流れは次のようになっています。
- Webまたは店舗で申し込み、メールで写真やスリーサイズを送る。
- Dくんがスタイリングを考えて、アイテムを国内外のショップで購入。
- 指定日に原宿の店舗でDくんから直接手渡しを受け、撮影会。
このとき、例えば3万円のプランに申し込んだ場合、定価3万円分以上の商品を受け取ることができます。
仮に商品を安く仕入れるルートがあるのだとしても、そもそもパーソナルスタイリングを受けようと思ったらサービス料だけで3-10万くらいはするもの。Dくんが収益目的でこのサービスをやっているわけではないことは明らかです。
「ファッションドリーマー」の肩書の通り、ファッションの楽しさを純粋に知ってもらおうという、一種の社会的活動としてこのサービスを展開しているようです。
純粋に楽しめるスタイリングサービス
筆者も実際にこの “アンシャンテ with D” のサービスを受けてみました。(注:筆者は男ですが、このサービスは男女問わずに利用できます。)
Webから申し込みを済ませ、待ち望んだ受渡日当日。
明治神宮前駅からすぐの店舗を訪れると、Dくんと店長の平井さんがお出迎えしてくれます。Dくんは朴訥ながらも笑顔のかわいい好青年で、平井さんはショップを始めて18年になるという愛嬌のあるおばさま。
挨拶と軽い雑談の後、さっそく商品の受け渡し式が始まりました。
商品を受け取った後は、店内でのお着替えに移ります。
着用後は、Dくんにコーデのポイントを教えてもらいながら、首元や裾など細かいところを整えてもらいます。
実際に受け取ったコーディネートがこちら!
- HYSTERIC GLAMOURのカーディガンジャケット
- Saturdays surf NYKの赤いパンツ
- ネイビーのTシャツ
- Kate spadeの花のコサージュ
4点セットの一つ一つがかわいい上に、コーディネートのカラーリングが絶妙です。赤いパンツの主張が強いかと思いきや、実際に袖を通してみるとオフホワイトのニットがコントラストを程よく押さえてくれて、きれいに馴染んでくれました。
※靴は筆者の私物。マスタードの靴下がちょっと浮いてしまっていますが、お気になさらず…。
着用後はDくんとの撮影会が始まります。
ヒスのカーディガンジャケットは後ろのロゴもかわいいんです…!
コサージュのアクセントも付けてみたらなるほどという感じで、このテクニックは普段のコーデにも取り入れていきたいと思いました。
Dくん自らカメラを持って、たくさんの写真を撮っていただきました。ちょっとしたモデル気分を味わえます。
エンターテインメント性と実用性を兼ねたスタイリングサービス
実際にスタイリングを受けてみて感じたのは、このサービスの2つの側面です。
一つはエンタメ性。サービス申し込み後は、「どんな商品を選んでくれるのだろう」というワクワク感が続いて、当日が楽しみで仕方ありません。受取日はDくんに会えて、撮影会をして、そのままの服装で原宿を散策してというちょっとしたイベントデーを楽しめます。
もう一つは、実用性。「普段ファッションでなかなか冒険ができない」という人にも、Dくんが遊び心を提供してくれます。奇抜すぎて普段使いできないかというとそんなこともなく、かと言って無難なわけでもなく、ワードローブに程よく新鮮な風を吹き込むことができます。
今回の例で言うと、今まで筆者が持っていなかった「赤いパンツ」をどう活かしていこうかと考えさせられます。このとき、原宿はファッションカタログのような街なので、歩いていると赤いパンツを取り入れたおしゃれさんとも時々すれ違います。そうやっていると、「ネイビーのジャケットと合うんだな」「デニムジャケットと合わせるとかわいいな」といったことがだんだん分かってきます。
おしゃれの似合う、おしゃれを学べる原宿というお店の立地もすごく理にかなっているなと思いました。
ちなみに “アンシャンテ with D” のサービスを過去に受けた他のお客さんたちのスタイリングがこちら。
イベント要素も強く、普段使いできるファッションアイテムがお手頃価格で手に入る “アンシャンテ with D”。
個人で申し込むのはもちろん、お友達と申し込んでみても楽しいかもしれません!