全国各地の劇場やホールで楽しめる舞台観劇。ミュージカルや宝塚、また歌舞伎などの舞台芸術が趣味という方は多いのではないでしょうか。ただ舞台観劇を楽しむためには、いくつかのマナーがあります。そのひとつが服装です。今回は、劇場デビューするときの服装やコーデのポイントをご紹介します。
劇場デビューの服装は?
劇場は舞台芸術を楽しむ非日常空間です。いつもより、ほんの少しおしゃれをして出かけたいですね。選ぶポイントになるのは、出演者に会っても恥ずかしくない服装。また、長時間座っていることを考えて、ラクに装えるコーデを選びましょう。
たとえば、ブラウスなど清楚なトップスにスカートやきれいめのパンツスタイルなどがおすすめ。服装をシンプルにまとめたら、アクセサリーなどで華やかさをプラスすると場の雰囲気にふさわしい素敵なコーデに仕上がります。
観劇コーデ1:ラクで上品な「ワンピース」
体を締め付ける部分がなくラクに着られるワンピースは、初心者さんの観劇コーデにおすすめのアイテム。シンプルなデザインでも華やかさと女性らしさを演出できるため、劇場デビューには最適です。劇場内はややひんやりとしている場合もあるため、羽織りものを用意しておくと便利ですよ。
観劇コーデ2:ワイドシルエットが鍵。きれいめパンツスタイルも◎
劇場では長時間座って観劇をするため、ややワイドシルエットでラクな着心地のワイドパンツがおすすめです。ブラウスやレーストップスなどに合わせたきれいめパンツスタイルなら、華やかに仕上がります。
観劇コーデ3:歌舞伎鑑賞には「着物」もあり
日本が誇る伝統芸能「歌舞伎」を鑑賞するときには、服装でも非日常感を。普段はなかなか着る機会のない着物ですが、歌舞伎の世界観にとても合う服装です。背筋がしゃんとする感覚を、ファッションからも楽しんでみてはいかがでしょうか。劇場によっては、公演中に着物で観劇する方へプレゼントが用意されている場合もありますよ。
心潤う非日常を楽しめる劇場空間。ドレスコードは基本的にない劇場がほとんどですが、作品に合わせていつもより少しおめかしをして出かけてみませんか。自分が楽しめるだけでなく、劇場空間全体の雰囲気が良くなり感動的な体験ができるはずです。あなたもぜひ、参考にしてみてくださいね。