すっきりとしたインテリアにしたい!と思ったら「洋服収納」を見直してみましょう。洋服収納が整うと、モノが探しやすくなるだけでなく無駄遣いが減ったり、お部屋が広く感じられたりといいことづくめ! お家時間が長くなるこの時期だからこそ、しっかりと自分が持っている洋服に向き合って整えてみませんか。
今回は、「色を楽しむ」洋服収納のアイデアをご紹介します。
もくじ
色を楽しみながら、洋服を飾るように収納しよう
洋服収納の中心になるのはクローゼット、という方は多いのではないでしょうか。大容量の収納を上手に使うコツは「何がどこにあるのか、ひと目でわかる」配置にすることです。クローゼットの高さや幅、奥行きを余すところなく使い、できるだけ洋服や小物が「見える」状態が理想的。
扉があったとしても、せっかく整えるなら「眺めていると心がウキウキする」ようなクローゼットにしてみませんか。そのポイントになるのが「色」です。色を楽しみながら洋服を飾るように収納すれば、開けるたびに嬉しくなるようなクローゼットになります。
それでは、具体的なアイデアをご紹介します。
1.洋服をシーズン・色別に分ける
持っている洋服を一カ所に集めたら、シーズンに合わせてアイテムを分けます。さらに、それを「色別」に分けていくと、自分の好みの色やよく買っている色を可視化できます。
2.シーズン別・色別の洋服をハンガーにかける
シーズンごと、そして色ごとに分けた洋服の中で、たためない、または折りじわが気になる、よく着るアイテムをハンガーにかけていきます。
この時、できるだけ「薄いタイプ」のハンガーにかけるのが多くの枚数をすっきりと収納するコツです。
おすすめは、IKEA(イケア)の「SPRUTTIG(スプルッティグ)ハンガー」。シンプルなデザインとリーズナブルな価格も魅力。枚数をたくさんかけても、クローゼットがすっきりとした印象にまとまります。
3.色ごとにハンガーラックへかけていく
いよいよ洋服をハンガーラックにかけていきますが、このとき意識したいのが「色の並び」。洋服の色分けをしているので、色ごとにまとめてラックにかけていきます。
カラーコーディネートの基本となる「虹色」を参考にすると迷わず並べられます。また、写真のように色をバラバラにかけるのではなく、左から白など明るい色、右に行くほど黒などの暗い色……とグラデーションを意識すると、より美しくまとまります。
【色を並べるポイント】
赤→橙→黄→緑→青→藍→紫
(「せき・とう・おう・りょく・せい・らん・し」と覚えるとわかりやすい)
引き出し収納も色ごとに並べる
引き出し収納は、Tシャツ、靴下などアイテムで分けてから引き出しごとに色分けを。高さを揃えてたたみ、立てて収納すると、取り出しやすいだけでなく色の並びもわかりやすく、見栄えがよくなります。
デッドスペースは小物ホルダーで活用
デッドスペースになりがちなクローゼットのすき間は、小物ホルダーなどを使ってムダなく活用しましょう。
バッグや帽子など、型くずれが気になるアイテムを中心に収納します。この時もライトな色合いは上部に、ダークな色合いは下部にしまうと見た目も美しく。
色分けすれば、気分が上がる楽しい収納に
好きな色やいつも選ぶ色が可視化されると、気分が上がるもの。同じ色でも少しくすんだ色の方がしっくりくる……など自分の「好き」「似合う」の傾向も見えて、洋服選びもスムーズになることでしょう。あなたもお家時間を使って、ずっと眺めたくなるクローゼットをつくってみませんか。