2021年のトレンドになっている「ジレ」。着こなしてみたいけれど中に何を着ればいいかわからない……、なんて声もチラホラ聞こえてきます。確かにインナーありきなアイテムだから、ちょっと迷ってしまいますよね。
そこで今回は#CBKファッショニスタの着こなしを参考に、「ジレの中に着るもの」を季節別に徹底調査! 色合わせや素材を調整して通年着こなせるバランスもあるので、ぜひチェックしてみてください♪
“春”のジレコーデは、これを中に着る!
春のジレコーデでは体温調整しつつ、ほんのり爽やかな明るい雰囲気をメイクするのがおしゃれ見えのポイント。そんな春にぴったりなのが、ボーダートップスをインナーにするジレコーデです。
スナップでは細めボーダーのカットソーをINして、ほんのりカジュアルに。カラーレスコーデなのに、明るく春っぽい雰囲気に仕上がります。
軽め素材のシャツやブラウスをジレのインナーにするのも、おすすめのコーデバランス。ジレがハンサムなアイテムなので、きちんと感漂うインナーは相性バツグン! カラーパンツで季節ごとのトレンドカラーを追加すれば、さらにおしゃれ度が上昇しますよ。
“夏”のジレコーデは、これを中に着る!
夏のジレコーデでは、涼しげに見えるレイヤードがカギ。着心地のいいTシャツをインナーにすれば、ほんのりカジュアルで親しみやすいジレコーデが完成します。
薄着になる夏こそジレをサッと重ねて、奥行きをメイクするのがおしゃれさんのテクニックなんです。
より涼しげに夏のジレコーデを楽しみたい日は、ノースリーブトップスを中に着るのがおすすめ。ジレのきちんと感が全体を上品にクラスアップしてくれるので、素肌見せもいやらしくなりません。8~9月の晩夏シーズンであれば、こっくりカラーを追加して、少し秋っぽい配色にするのもGOOD!
ノースリーブのトップスのほか、ワンピースもジレと相性のいいアイテムです。ジレのフロントを開けて羽織れば、スッと縦ラインが生まれるのでスタイルアップも実現♪ ナチュラルなワンピースにあえて辛口ジレを合わせるミックス感も、おしゃれ見えの秘けつです。
“秋冬”のジレコーデは、これを中に着る!
秋冬のジレコーデでは温感をアップしつつ、もたつかない重ね着を目指すのが◎。秋口にはスナップのような5分袖や7分袖のニットやカットソーを重ねて、コンパクトに着こなすとおしゃれです。手首が見えるインナーは、長めのロングジレもすっきり着こなせます。
少しカジュアルさを出したい日には、ロゴ入りのロングTシャツを中に着てみては? ハンサムで堅い印象になりがちなジレコーデが一気に親しみやすくなりますよ。インナーとボトムスの色を統一してIラインを作ると、ワンピースをインナーにしたときのようにスタイルアップ効果も期待できます。
秋が深まり寒くなってきたら、タートルネックやハイネックデザインのニットをインナーにしてコーデ全体の温感アップを。ここではオーバーサイズより、体に沿うすっきりサイズのニットの方が◎。ジレを重ねたときにモタつかないので、バランスが取りやすいですよ。
こちらはちょっと上級編のレイヤードテクニック。ジレ×ベスト×ロングTシャツのトリプルレイヤードで、上半身の奥行きをアップさせたおしゃれコーデです。ノースリーブのジレとベストのよさを生かした重ね着は、周りと差のつくジレコーデになること間違いなし!
ジレの印象は「ボトムス」でも変わります♪
「ジレの中に着るもの」にフォーカスして調査してきましたが、実はインナーだけでなく、合わせるボトムスによっても印象がガラリと変わるんです。
スナップは、グレーのジレとピンクパンツの組み合わせ。カラーボトムスを使うことで、ジレコーデが華やかに仕上がります。
一方こちらは落ち着きカラーのボトムスを合わせて、ジレのハンサムな雰囲気になじむシックな装いに。ボトムスの色味を抑えると、一気にクラシックな印象にシフトします。どちらもホワイトのトップスを使っているのに、ボトムスの色で大きく印象が違いますよね。
コーデが難しいと思われがちなジレですが、相性のいいインナーさえ覚えておけば誰でもおしゃれに着こなせます♪ ぜひ、お気に入りのバランスを見つけてみてくださいね。