涼しさが増し、体調やお肌の調子はいかがでしょうか? 夏に浴びた紫外線のトラブルが出てくるのが秋です。
季節の移り変わりに「ゆらぎ肌」に悩む方も多いと思います。肌がパサパサする、肌にハリがなくドンヨリする…….。そんなサインに気が付いたら、たるみやシワになってしまう前にケアに取り組んでみましょう。
今回は効果があるとよく耳にはするけれど、いま一つわからない「フラーレン・アスタキサンチン・プラセンタ」を簡単に解説します。
もくじ
肌老化を引き起こす原因は?
乾燥肌やシミ・シワに「活性酸素」が関わっているらしい……と聞いたことはありませんか? お肌が酸化すると細胞の老化を早めると言われており、この酸化力が強い酸素を「活性酸素」と呼びます。
活性酸素は、過剰になると悪者になってしまう
活性酸素は通常の呼吸で発生し、体内では殺菌作用のプラスの働きをします。(体内に取り込む酸素の約2%と言われています)
しかし過剰に発生すると正常な細胞を傷つけ始め、有害なものに変化することも。過剰発生の原因として、紫外線やストレス、喫煙・大量のアルコール摂取・大気汚染などが挙げられています。
活性酸素が増えるとどうなる?
活性酸素が増えると、肌のハリや弾力を保つ働きのあるコラーゲンやエラスチンを破壊、シワが出来やすくなるといわれます。
また、肌のターンオーバーが乱れるためメラニン色素が増加、結果シミの原因にもなり、大人女子の敵である肌老化へ繋がることも。
まずは発生を抑えること、そして防御の両方がキレイを保つ鍵となりそうです。
活性酸素を除去する抗酸化作用を含むのが「フラーレン・アスタキサンチン・プラセンタ」。それぞれ見ていきましょう。
【フラーレン】くすみ、シワを防ぐ効果が期待される
そもそも抗酸化作用がある成分として、ビタミンC・コエンザイムQ10などを耳にしたことがある方は多いのでは?
中でも、持続性に優れていると話題なのが「フラーレン」。肌の乾燥、くすみ、シワを防ぐ効果が期待されています。
【アスタキサンチン】赤い成分に注目
疲労軽減や動脈硬化の予防に効果があると言われている「アスタキサンチン」。サケ・カニ・エビなどに含まれている赤い天然色素です。
フラーレン同様に抗酸化作用があるので、紫外線による肌老化を防ぐと注目されています。活性酸素による細胞ダメージからお肌を守り、シミ・シワ・たるみの予防が期待される嬉しい成分なんです。
【プラセンタ】肌細胞の生まれ変わりを助ける
抗酸化作用はお肌のハリやシミ・シワに有効といわれています。「プラセンタ」には、年齢とともに衰えていく細胞の生まれ変わりを正常化させる働きが期待できます。
化粧品に多く使われているプラセンタは、豚や馬の胎盤から栄養を抽出したものです。
気になる肌老化。注目されている成分を上手に使ってキレイにつなげましょう♪