季節の変わり目に「何を着たらよいか迷う」ということはありませんか? できれば上手に季節感を取り入れて、大人の余裕を感じる通勤コーデにしたいという方も多いでしょう。
そこで今回おすすめしたいのが、素材は気温に合わせつつ、カラーは秋を意識する、着合わせに迷いにくい「ワントーン」を軸にしたコーデです。組み合わせしやすく、まとまりもよくなりますよ。それでは40代50代におすすめの晩夏、初秋の通勤ワントーンコーデをご紹介します。
※こちらの記事では、あくまでコーデの参考としてスナップを選定しています。
もくじ
晩夏:くすみカラーと定番カラーを組み合わせ。シックなグレー系コーデ
9月に入ったらカラートーンを少しシックにシフトしてみてください。暑苦しくならないよう、トレンドのくすみカラーを軸に、ベーシックカラーを組み合わせたワントーンコーデにしてみましょう。
こちらのスナップでは「グレー」を使い、ニュアンスのあるワントーンコーデに。グレージュの半袖シャツに対し、パンツやショルダーバッグをグレーで組み合わせています。
このグレーワントーンでは「肌色がくすまないかどうか」がポイント。まずはシャツとの間に余白を持たせるイメージで、シャツ上部のボタンをいくつか外してみてください。モデルさんのようにネックレスを合わせるほか、引き締めカラーをインナー見せするのもおすすめです。パンプスから見せるキレイな足首にも効果があり、肌のくすみ問題が回避しやすくなります。
晩夏:フェミニンに取り入れる、ブルー系コーデ
「ブルー系カラー」はきちんと感と清々しさの象徴です。そんな印象を生かしつつ、フェミニンに仕上げるワントーンコーデはいかがでしょうか。
モデルさんは、淡いブルーのボリューム袖トップスに、インディゴブルーのデニムタイトスカートを組み合わせ。ブルー系をやわらかく仕上げた、落ち着きのあるワントーンの配色です。
また汗ばむときも快適なリネン素材のトップス、シーズンレスに使えて扱いやすいキレイめデニム、と快適な素材選びをしているのもグッドポイント。晩夏の落ち着いた雰囲気を演出しています。
初秋:カーディガンを主役に。メリハリのあるネイビーコーデ
一日の間に寒暖差も増す初秋には、気軽に調整できる「カーディガン+Tシャツ」の着こなしがおすすめです。中でもネイビーのカーディガンは組み合わせやすく、好感度も高いのでオフィスカジュアルにとても重宝します。
ただしネイビーのワントーンでは「いかにメリハリを出すか」がキーになります。そこでインナーにホワイトをチョイスすると顔映りアップ。モデルさんはスニーカーもホワイトをチョイスし、ネイビー×ホワイトのメリハリと統一感を出しています。
初秋:合わせやすい万能アイテム。ベージュカラーの上品セットアップ
ジャケットのセットアップを使ったワントーンスタイルもイチ押しです。これからの時期は柔らかいベージュ系など暖色系がおすすめ。トレンドカラーのアシッドイエローやブラウンとも相性バツグンなので、秋のコーデに活躍します♪ まずは調整しやすいTシャツや薄手のニットからインナーにしてみましょう。
旬をたっぷり入れ込むのもおしゃれ見せの秘けつです。例えばモデルさんは、ダブルボタンのテーラードジャケットのセットアップをチョイス。流行中のマニッシュなデザインです。スニーカーやかごバッグでカジュアルダウンしてこなれ感を出すのも今どきの技。秋が深まれば、パンプスなどでシックに決めても素敵ですね。