いま、自分に似合う色や服・髪形・メイクなどをトータルで診断する【イメコン(イメージコンサルティング)】がとにかくアツイ!
診断の方法として有名どころでは、2021年に勢いが増した【パーソナルカラー診断】と【骨格診断】。さらには【顔タイプ診断】や【PD診断(パーソナルデザイン)】まで登場し、あらゆる方向から自分本来の美しさを引き出すほか、セルフプロデュースすることが可能になりました。
「あか抜けたい」「もっと可愛くなりたい」というときに参考になるこれらの診断ですが、どの診断で何がわかるのか、ぶっちゃけよく理解できない!なんて方も多いのでは? そこで今回は”イメコン沼”にドハマりした筆者が体験談を交えて解説します。
※こちらの記事では、あくまでイメージとしてスナップを選定しています。
もくじ
パーソナルカラー診断|似合う色であか抜ける!
パーソナルカラーは名前のとおり「色」に関する診断。自分の肌色・肌質ごとに、こういう色が似合う、髪色はこんなヘアカラーがいい、メイクの色はコレ……といった似合う色が網羅できます。パーソナルカラーに合わせて服の色を選ぶと、顔色がパッと明るくなって健康的に見えたり、透明感がグッとアップしたり、あか抜けて可愛く見えたりするんです。
診断方法はイエベ・ブルベの2タイプ、もしくはイエベ春・イエベ秋・ブルベ夏・ブルベ冬の4タイプに分けられることが多いよう。さらに細分化する診断方法もあるのですが、4タイプのどれにあたるのか把握しておけば大体のことはOKです!
ただ、せっかくパーソナルカラーを知ったのに「私はこの色じゃないとダメ」「この色は似合わない」と捉えすぎると、オシャレの範囲を狭めてしまいかねません。ダメな色を知るためのものではなく、「より魅力的に見せてくれる色を知る」と思っておくと、うまく活用できますよ。
また、人によってはどんな色でも着こなせたり、パーソナルカラー診断するたびに結果が違ったりと判断に迷うことも。(筆者の場合は診断結果が毎回違うタイプでした)そのため、あくまでも参考として捉えるのがおすすめです♪
骨格診断|自分の骨格に似合う服が分かる!
骨格診断では、どんな形の服を着るとスタイルよく見えて、逆にどういう服で失敗するのかが明確になります。骨格ウェーブ・骨格ストレート・骨格ナチュラルの3つに分類され、それぞれ違う特徴を持ちます。筆者自身も、骨格診断に沿った服を着ると本当にきれいに見えると実感しています。
逆に診断したからこそ起きる問題としてよく言われるのが、似合う服と好みのテイストが違うこと。例えば、フェミニンな服装は好きじゃないのに、フェミニンなデザインが似合う「骨格ウェーブ」と診断されると悩んでしまいますよね。
この問題に対し、骨格診断は”テイスト”ではなく、”服の形や素材を参考にする”診断だと個人的には考えています。ここを考慮した上で自分の好みに寄せればOKです!
また、筆者はこれまで「パーソナルカラー診断」「骨格診断」「顔タイプ診断」を受けたことがありますが、一番参考にしているのがこの骨格診断です。あくまで個人的な意見ですが、パーソナルカラーや顔タイプ診断に比べて、診断士の好みの影響を受けにくいのでは?と感じました。骨格と洋服の形が決まっているので、着てみたときに「なんか違う」となりにくいのかもしれません。
顔タイプ診断|「よくわからないけど似合わない」を減らせる!
顔の輪郭やパーツの位置で診断する「顔タイプ診断」。キュート・アクティブキュート・フレッシュ・フェミニン・クール・クールカジュアル・エレガント・ソフトエレガントの8つのタイプで分類され、ファッションはどんなテイストが似合うのか判断できるようになります。
ちなみに筆者が最初に顔タイプ診断を受けたときの結果は「ソフトエレガント」。なるほどと一度は納得したのですが、ソフトエレガントが似合う服装を着ると地味に見える気も……。そこで別の方に診断をしてもらうと今度は「エレガント」に。服装もそちらに寄せたら着映えるようになりました。この人は信頼できる!と思える方に診断してもらってくださいね。
パーソナルカラーも骨格タイプも意識して洋服を選んでいるのになんだか似合わない……。そんなときは顔タイプで選ぶのがおすすめ。筆者の経験では、むしろ顔タイプの服装と合ってさえいれば大抵のものは失敗少なく着こなせる!とまで感じています。
PD(パーソナルデザイン)診断|顔+全身で総合診断!
全身をみてトータルで判断するのが「PD(パーソナルデザイン)診断」です。ファッショナブル・ナチュラル・グレース・フェミニン・ロマンス・キュートガーリッシュ・キュートボーイッシュ・キュートアバンギャルドに分けられます。骨格診断や顔診断とゴチャゴチャになりそうですが、+αで知っておくとかなり役立つ診断方法です。
例えば顔タイプがソフトエレガントでも、PD診断のキュートアバンギャルドが入っていると、やや派手なファッションも似合うことがあります。わかりやすい例では、女優の仲里依紗さんは顔タイプがソフトエレガント、PDがキュートアバンギャルドと言われています。そのため派手なものまで着こなせているんだそう。
いかがでしたか? イメコンは参考の一つとして知っておくと役立ちます。「こうじゃなければいけない」ではありません。ハマりすぎて苦しくなることがないようご注意くださいね。縛られすぎて辛くなった経験が筆者にもあります。
ちなみに服選びをするとき、筆者の場合は「骨格タイプ → 顔タイプ」の順で優先しています。ここさえ意識しておけば、今日の服装失敗した……となりにくい模様。何も考えずにコーデしたいときに役立っています。