冬のおしゃれの主役になるのが「コート」。お気に入りのスタイルは若い頃から変わらなくても、歳を重ねるとともに”素敵に見せる”アイテムやシルエット選びには工夫が必要になります。
今回は、40歳を過ぎてからより素敵に見える「大人のコート」を3種類ご紹介します。ワードローブに加える参考にしてみてはいかがでしょうか。
※こちらの記事ではモデルさんの年齢問わず、コーデの参考としてスナップを選定しています。
もくじ
コートを「大人顔」にすれば冬コーデがもっとおしゃれに!
コートのデザインは、時代のトレンドを反映していることが多いもの。そのため、毎年同じコートを着ることに抵抗がある方も少なくないのではないでしょうか。
その反面、コートは「定番」と呼ばれるオーソドックスなタイプも存在し、1着を長く愛用することもあるアイテム。40代という大人世代に入ったら、これまで着ていたトレンドライクなコートをいったん整理して、「大人顔」のコートを取り入れてみませんか。メインとなるコートが変われば、冬の着こなしがもっと素敵になります。
それでは、筆者がおすすめする40歳以上の方が素敵に見える「大人のコート」をご紹介します。
おしゃれに見える大人のコート1:長く愛せる「トレンチコート」
流行によって多少の違いはあれど、デザインそのものは長きにわたり変わっていないのがトレンチコート。そのため、何年も袖を通していなかったトレンチが一気に今季の主役に躍り出ることも!
洗練された雰囲気がお好みなら、ジャストサイズのトレンチコートを選ぶのがおすすめ。ボタンを留めてきゅっとベルトを結び、ワンピースのように着こなすのも素敵です。シャツとテーパードパンツ、パンプスを合わせれば、お仕事にもバッチリ。どこかハンサムな大人コーデに仕上がります。
真冬にも活躍させるなら、大きめサイズを。オーバーサイズのトレンチなら薄手のニットなどを着込むことができて、レイヤードスタイルも楽しめます。
TシャツやパーカーをINしてカジュアルダウンするのもおしゃれ。足元はスニーカーにして、スポーティに抜け感を演出してみては。また大人カジュアルに着こなすなら、デニムパンツにぺたんこ靴も好相性。身近なデイリーコーデに仕上がります。
おしゃれに見える大人のコート2:フォーマルにも使える「チェスターコート」
チェスターコートは、襟部分がテーラードジャケットと同じようなデザインになっているのが特徴。ジャケットと似たデザインなので、フォーマルやビジネスシーンにも着用されるコートです。素材はウールを使うことが多く、他にもカシミア、メルトン、ポリエステル混紡など、なめらかでマイルドな雰囲気を演出する質感が魅力です。
チェスターコートにシャツやニットなどをINすると、クラシカルできちんと感のあるコーデに。オフィスに最適なスタイルに仕上がります。細身すぎずややゆったりとしたシルエットのタイプを選べば、着回しやすく長く愛せる1着に。
かっちりとしたイメージを少しくずし、TシャツをINしてカジュアルに着こなすのもあり。ニット帽やベレー帽、スニーカーを外しアイテムに取り入れれば、こなれ感のある大人カジュアルが楽しめますよ。
おしゃれに見える大人のコート3:女性らしさ抜群の「ノーカラーコート」
ノーカラーコートとは、その名のとおり襟がないコートのこと。襟がないため首元がすっきりと見えるのが特徴です。シャツやタートルネック、ショールなど首元のおしゃれを楽しめるのがメリット。マイルドで優しい印象を与えるデザインで、女性らしさを演出できます。
ノーカラーコートはメンズライクなデニムなどを合わせて、あえてクールに着こなすのもおしゃれ。冬の甘辛ミックスコーデがすぐ完成します。首元がすっきりしているので、ボリュームのあるショールやファーマフラーなども映えますよ。
ポイントは、自分に似合うシルエットや色を見極めること。40歳からは「長く愛せること」もコートを選ぶ条件に入れて、大人の魅力を引き出すお気に入りの1着を選んでみてはいかがでしょうか。