流行が過ぎてしまった、何だか似合わなくなった……など、もう着なくなった服をあなたはどのように収納していますか。もし「不要な服に囲まれていることを意識したことがなかった」という人は、ぜひ一度ご自分の持っている洋服を見直してみてはいかがでしょうか。
今回は、着なくなった服が停滞しがちな40代50代の大人世代に向け、モノを減らして素敵に暮らせる家をつくるコツをご紹介します。
もくじ
着なくなった服、そのままになっていませんか?
あなたのお家には、着なくなった服がどれくらいありますか。住まいのなかで洋服収納に使える場所は限られているもの。もし、もう着ない服がクローゼットを占拠しているようなら、見直しのチャンスです。
不要なモノが減ると、収納スペースに余裕が生まれます。そうすると、表に出ていたモノを収納スペースに移動でき、その分くつろぐスペースを広々と使えるようになります。
モノが適材適所に整っていると見た目が美しくなるだけでなく、空間に余裕が生まれ、好きなモノが引き立つ素敵な暮らしに。着なくなった服がそのままになっているのは、とてももったいない状態なのです。
もし、モノを手放せない性格なら「分ける」からはじめる
モノを厳選する、と言ってもやり方はさまざま。モノをスパッと手放せる性格の人ならスムーズに進む作業ですが、それが難しい人にとっては負担になることもありますよね。
それならば、まずは「使っている」「使っていない」でシンプルに分けてみましょう。ハンガーラックの左右やレジャーシートの上の左右など、見分けがつきやすい場所でやっていきます。
考えすぎず、「使っている洋服」「必要な洋服」と「使っていない洋服」に分けていくのです。使っている洋服は、ハンガーラックに掛けたり引き出し収納にしまったりして出し入れしやすい状態にします。洋服収納が苦手なら、ハンガーラックに収納がおすすめ。たたまないことで手間が省けるうえ、シワになりにくく洋服が見つかりやすいというメリットがあります。
使っていない洋服はどうする?
【解決策1】:一定期間、箱などにしまっておく
無理に処分するとストレスを感じる場合は、一定期間を決めて箱などにまとめておきます。半年、1年など期間を決めておくと、見直すタイミングを逃しません。洋服は、「収納スペースに合わせて量を調整する」のが持ちすぎない秘けつ。箱も大きすぎると貴重な収納スペースを占拠してしまうので、収納ケース一つ分などコンパクトにまとめることをおすすめします。
【解決策2】:身近な人に譲る
身近な人で使ってくれそうな人がいれば、譲るのも一つの方法。お手入れされているきれいな状態の洋服なら、役立ててくれることもあります。特に、あまり着る機会がないものの高額になりがちなセレモニー服などは喜ばれるでしょう。
【解決策3】:フリマアプリやリサイクルショップなどで販売する
こちらも、きれいな状態の洋服に限りますが、フリマアプリやリサイクルショップなどで販売するのも気持ちよく手放すアイデア。捨てるのではなくこれからも誰かの役に立つ、そして売上金はこれから必要なモノを買うために使うことができて一石二鳥ですね。
素敵に暮らす秘けつは「モノのシンプル化」と「好きなモノに囲まれる」こと
日々の暮らしを軽やかに、そして快適にするためには、不要なモノとの付き合い方を見直すことが大切なポイント。処分するだけでなく、譲ったり一定期間寝かせたりすることも一つの方法です。
モノをシンプルにすると、一つひとつのモノが際立ちより大切に思えてくるから不思議。そして好きなモノに囲まれると、どこを眺めても心がうきうきするようなポジティブな気持ち、ホッとできるくつろぎ感を実感できることでしょう。あなたもぜひ、自分らしく素敵に暮らせる家に整えてみてはいかがでしょうか。