今シーズンはクラシカルな柄が注目を集めています。数ある柄の中でも大定番なのが「千鳥格子」。和風っぽい雰囲気の名前ですが、一体どんな柄なのでしょうか?
今回は、伝統的な「千鳥格子」をプチ解説。千鳥格子を使った人気アイテムと一緒にチェックしてみましょう!
千鳥格子とは?
名前に和風テイストがある「千鳥格子」ですが、実はイギリスが発祥の古典柄。模様が猟犬の歯に似ているので、正式には「ハウンド・トゥース」と呼ばれています。千鳥が連なって飛んでいる様子に似ていることから、日本では「千鳥格子」の名が付いたといわれます。
トラッドでベーシック! 千鳥格子の服できちんと見えするコーデに
千鳥格子は「格子」の名前通りチェック柄の一種。グレンチェックやガンクラブチェック、タータンチェックなどと同様にイギリスの伝統的な柄です。
大きな柄にはモードでスタイリッシュな雰囲気がありますが、細い千鳥格子はベーシックでトラッド。柄そのものにきちんと感があるため、着るだけでコーデが引き締まります。
ラフに着崩したい、千鳥格子のチェスターコート
千鳥格子のチェスターコートはメンズライクでカッチリした雰囲気が魅力。ラフなインナーを中に着ることで、コーデが程よくカジュアルダウンします。さらにスニーカーを合わせれば、こなれたスタイリングに決まりますよ。
布帛だけじゃない! 「千鳥格子柄のニット」も登場
千鳥格子は布帛(フハク)生地に使われる柄ですが、ニットの柄として編み込まれる場合も。ゆるっとなりがちなニットに古典的な柄が加わることで、クラシカルなムードを添えてくれます。