ファッション誌やSNSで最近よく登場しているのが【シャツの襟】を見せる重ね着コーデ。上に着たニットから、あえてシャツの襟を出したスタイリングです。
この着こなし方はメンズファッションの定番であり、レイヤードの正統派といえるスタイル。おしゃれな大人に話題の「襟シャツ+ニットの重ね着」、どうコーデすればいいのでしょうか? 簡単にできるポイントをご紹介します。
もくじ
1:レギュラーカラーのシャツをオーバーサイズニットから見せる
今季イチ押しのスタイルが【レギュラーカラーのシャツ】を活用するレイヤード。上に着るニット選びがオシャレの鍵を握っています。ニットのネックが詰まり気味だとシャツの襟がキレイに出ず、もたついてしまう原因に。ネックが広めに開いたニットをONするのがスッキリ見せるポイントです。
オーバーサイズなニットなら、ゆるっとリラクシーなシルエットに。襟シャツとの重ね着がヤボったくならずトレンドライクに決まりますよ♪
2:シャツの「第一ボタン」を外せば、首が詰まって見えない
首が詰まって見えそう……と心配な場合は、シャツの第一ボタンを外してみて。襟元をゆるませることでネックラインに少しの余裕が生まれ、服がめり込んで見えません。
このとき「中に着るから見えない」とシャツを手抜きすると、せっかくの重ね着が残念な感じになってしまうかも。【カラーシャツ】【ストライプなどの柄シャツ】【きれいめシャツ】といった、おしゃれなシャツを仕込むのが吉です。”見せるための重ね着”が強調されてコーデの鮮度がアップします。
3:白シャツの「襟・袖・裾」を見せる重ね着は、40代50代にもよく似合う!
襟シャツとニットの重ね着は40代50代の女性にこそおすすめ! 白い襟シャツを挟むとレフ板効果がアップして、顔まわりがパッと明るくなりますよ。
さらにニットから袖口や裾も出せば「シャツの襟が出てしまった感」にならず、おしゃれなインナー見せと印象付けられます。
4:首が詰まったニットを着るなら、シャツの襟は出さない
上に着るニットの首が縮まっている場合は、シャツの襟を出さないほうがスマートです。同時にシャツの裾は出すのがおしゃれ上級者。首元からチラリと見えたシャツの襟がコーデのアクセント役を果たし、こなれたレイヤードに決まりますよ♪
5:「裾出し」はロング丈の白シャツがぴったり!
清潔感のある【白シャツ】ならロング丈でもOK。重ねたニットからシャツが多めに見えても、クリーンな雰囲気のおかげでダラしなく見えません。
また、ロングシャツを裾出しすればお腹やお尻まわりをすっぽりカバー。気になるパーツが目立たない上に、こなれたコーデに決まりますよ♪
6:ハイネック・タートルネックのニットは「ざっくり&ゆるめシルエット」を選ぶ
タートルネックやハイネックのニットをONするときは、シャツのボタンを一番上まで留めて襟をコンパクトに。このとき、ざっくりしたローゲージニットで首まわりがゆったりしたものを選ぶのがコツ。中に着たシャツ襟がニットのシルエットに響かず、スマートに着こなせます。
7:襟付きシャツ&ニットを「同系色」で揃える
重ね着がしっくり決まらないと悩んだら、襟付きシャツ&ニットを「同系色」で揃えてみて。カラーがまとまることでシャツとニットの境目が曖昧になり、レイヤードに一体感が生まれます。
8:「バンドカラー・スタンドカラー」のシャツに「Vネックニット」を合わせる
プレーンなレギュラーカラーではなく、「バンドカラー」「スタンドカラー」のシャツを選ぶのもアリ! 襟元がスッキリするので、シャツとニットの重ね着に出がちな”ほっこり感”を解消します。ニットはVネックを選ぶと端正なレイヤードコーデが完成しますよ。
2022年2月21日 公開
2022年10月26日 更新