40代50代の大人世代になると、ファッションの好みの変遷もあり、定期的な取捨選択をしていなければ服が溜まっていく一方なのではないでしょうか。でも、思い入れのある服ほど手放すのが惜しくなったり、処分すること自体に気が引けたり……ということもありますよね。そこで今回は、そんな気持ちを和らげる、心が傷つかない「服の処分術」をご紹介します。
もくじ
40代50代こそ、服を「取捨選択する」タイミング
服が溜まってしまいがちな40代50代こそ、服を「取捨選択」するよいタイミング。自分らしいファッションを模索していた若い頃に比べて、自分に似合うテイストやアイテムがわかってくる世代なので、「これからも着る、もう着ない」の判断がしやすいのではないでしょうか。
また、ライフスタイルの変化から収納不足を感じることも。家族とクローゼットを共有している場合は、限られたスペースにおさめる必要があるため、服を厳選せざるを得ません。
これからの暮らしをより軽やかにして、これからの自分に似合うファッションを思い切り楽しむためにも、着なくなった服は手放してみませんか。
でも、いざ手放すとなると気が重くなったり、惜しくなったりと処分が苦手な方も多いよう。そのような時には、これからご紹介する「心が傷つかない」服の処分術を取り入れてみてはいかがでしょうか。
1. 使ってくれる人に譲る
もし、まだほとんど袖を通しておらずきれいな状態の服を処分することになったら、身近にいる使ってくれそうな人に譲ってみてはいかがでしょうか。特に入園入学式、卒園卒業式で着るセレモニー服や、結婚式や二次会に出席するためのワンピースなどは、高額で上質なものであることが多いため、比較的譲りやすいアイテム。着る機会が少ない服だけに購入をためらう場合もあるため、思い当たる人がいれば声をかけてみてはいかがでしょうか。
2. 不用品の寄付サービスを活用する
着なくなった服をリユースしてくれる「不用品の寄付サービス」を活用するのも一つの方法。状態のよい服であれば、きれいに梱包し送るだけで、国内外のさまざまな暮らしに役立てられることもあります。サービス内容は各団体によって異なるため、よく調べたうえで納得のいくサービスであれば活用してみてはいかがでしょうか。「世界のどこかで、誰かの暮らしに役立ってくれる」と思えば、少し心が軽くなるかもしれません。
3. リサイクルショップ・フリマアプリなどで売る
着なくなった服をお金に変えて、これからの暮らしに役立てるという方法もあります。大切にしていた服や思い出のある服、まだまだ着ることができる素敵な服は、リサイクルショップやフリマアプリなどを使って販売してみてはいかがでしょう。
リサイクルショップに持ち込むメリットは、一度に多くの服を販売できること。フリマアプリのように1点1点値付けしたり、発送したりという手間が省けます。一方フリマアプリのメリットは、自分で売値を決めることができるので、納得のいく価格で販売しやすいことです。
不要な服を販売して得たお金を、これからの暮らしやこれからの自分に似合う服を買うために活用すれば、達成感も得られることでしょう。
捨てずに生かす道を探せば心が軽くなる
服を捨てて「ゴミ」にすることは、環境への配慮からも気が引ける、大切にしてきた服だけに心が痛むと考えてしまうもの。ですが、この先も誰かに役立ててもらえると思うと、心が傷つかず服を手放すことができるのではないでしょうか。ぜひご参考にしてみてくださいね。