さまざまな糸やひもを使って作成するラッチフック。ファイバーアートのひとつとして、じわじわと認知度が上がってきているクラフトです。
この記事では、ラッチフック・ロッカーフック・マクラメなどファイバーアートを扱う「Acra fiber arts」を運営する筆者がラッチフックについて解説します。
ラッチフックとは?
ラッチフックとは、短くカットした糸やひもを「ラッチフック針」を使ってメッシュ状のキャンバスに取り付けていくクラフトです。
メッシュのマスに通せる太さで糸状のものなら、素材は基本的に何でも使用可能。また、キャンバスを自分の好きな形・サイズに成型することができるので、作品の幅は無限大! 糸の質感と立体感をダイレクトに楽しめるファイバーアートです。
糸を短くカットして使用するので、編みものやマクラメなど他のクラフトで中途半端に余ってしまった残糸を活用することもできます。古着や余った生地を裂いて取り付けてもOK。とにかく自由度が高く、とっても楽しいクラフトなんです♪
ラッチフックでハンドメイドできるもの
ラッチフックは立体感のあるタペストリーを作るのにぴったりなクラフト。さまざまな色や質感、長さの糸を混ぜてタペストリーにすることで、奥行きのある作品をハンドメイドできます。
チェアパッドやラグマット、クッションカバーなどのインテリア雑貨もラッチフックでよく作成されます。糸を使って絵を描くような感覚で作っていくので、オリジナル柄もカンタンに作れますよ。
ラッチフックで糸を取り付けたキャンバスをフレームに収めると、ちょっとしたアート作品にもなります。立体感のあるフレームアートを壁に飾れば、インテリアのアクセントになってくれるはず!
その他にも、アイデア次第でさまざな作品をハンドメイドすることができます。
ラッチフックは難しいテクニックは必要なく、気軽にアート作成ができるクラフトです。今までファイバーアートに触れたことがない方でも、糸の表情を楽しみながら作業ができると思います。
ラッチフックを体験するには?
ここまでご覧になって、ラッチフックを体験してみたい!と思った方へ。「Acra fiber arts」では、ラッチフック初心者さん向けのキットをご紹介しています。難しい処理なく完成できるデザインなので、ぜひチャレンジしてみてください。
▼ 初心者さん向けキットはこちら(AD)
なおキットのチュートリアルはYouTubeで公開しています。ラッチフックについてもっと知りたい!という方はぜひご覧ください。
>>YouTube動画・Acra fiber arts「5種類の糸で作るラッチフックミニフレームキット|How to Latch Hook|DIY」
また、筆者も所属する「一般社団法人 国際ファイバーアート協会」(Instagram:@ifaa_jp)では、ラッチフックについてより深く学べる認定講座を開講予定です。ご興味ある方はぜひ併せてチェックしてみてください。
>>一般社団法人 国際ファイバーアート協会のInstagram(@ifaa_jp)
ラッチフックについて解説くださったのは
ラッチフック・ロッカーフック・マクラメなどファイバーアートを扱う「Acra fiber arts」を運営。アパレル業界でのファッションデザイナー経験を生かし、#CBK magazineではトレンド情報やスタイルアップ術、おしゃれに見える小技など、役立つ記事を執筆中。
・一般社団法人 国際ファイバーアート協会のInstagram(@ifaa_jp)