ファッション誌の着こなしテクニックでよく見かける「レイヤードコーデ」。よくわからないものの、今さら聞けない……という人は少なくないはず。いったいどんなコーデを指すのでしょうか?
そこで今回は「レイヤードコーデ」をプチ解説。人気のレイヤードスタイルも一緒にご紹介します。
「レイヤードコーデ」とは?
【レイヤードコーデ】とは、ずばり「重ね着」のこと。英語のレイヤード(layered)には「重ねた」という意味があり、服を重ねて着るコーデを指すアパレル用語です。
スナップのような「ワンピースにジャケット」「Tシャツにカーディガン」は実用的なレイヤードコーデ。肌寒い季節に保温性を高める重ね着スタイルです。
レイヤードコーデは「ファッション性があること」がポイント
重ね着と同じ意味があるものの、流行りの「レイヤードコーデ」はファッション性がポイント。一般的に、重ね着のおしゃれ自体を楽しむアパレル用語です。
というのもレイヤードの魅力は、服をミックスすることで生まれる独特のこなれ感。違う素材や色柄を混ぜる自由自在なコーデが持ち味です。
単品では着こなせない「ジャンパスカート」「サロペットパンツ」「ジレ・ベスト」はレイヤードコーデの定番アイテム。インナー次第で着こなしがガラリと変わる上に、流行りのレイヤードコーデが時短で決まる優れモノです。
レイヤードコーデの醍醐味「インナー見せ」
レイヤードコーデの醍醐味ともいえるのが「インナー見せ」のスタイル。上に着たトップスの裾・ネックライン・袖などから、下に着たシャツ・プルオーバーをチラリと覗かせる着こなし方です。
「シアー生地のトップス」を使ったレイヤードコーデがいま人気
「シアー生地」のトップスを使ったレイヤードコーデも人気。透けて見えてもいいインナーを仕込んでおくことで、露出感をカバーしつつスタイリングがこなれた雰囲気に。レースやオーガンジーのシースルー感が、重ね着を軽やかに見せます。