冬のトップスといえばニットが定番。しかしウールやアクリル素材のニットは暖かい反面で、肌がチクチクする・毛玉ができる……といったお困りごとも。ニットのほかにはどんな選択肢があるのでしょうか。
そこで今回は【ニット以外の冬トップス】を大特集。おしゃれさんのスナップから、暖かさとオシャレを両立できるおすすめアイテムをご紹介します。
もくじ
【ニット以外の冬服】
1|裏起毛のスウェット
暖かい冬トップスといえば、ずばり「裏起毛のスウェット」。一般的なスウェットはタオル地のようなパイル仕立ての裏毛ですが、裏側をけば立たせたような裏起毛スウェットは保温性バツグン。ハリと厚みのおかげで、カジュアルながらコーデがサマになります。ニットと比べてイージーケアでOKなのも利点です。
2|ダンボール生地のパーカー
次におすすめなのが流行りの「ダンボールパーカー」。2枚の布を繋ぎ合わせたダンボールニットを使ったパーカーを指します。
ダンボールの断面のような生地に暖かい空気の層ができるため、冬にぴったり。見た目はスウェット生地に似ていますが、独特のツヤ感があるためクリーンに着こなせます。
3|ハーフジッププルオーバー
90年代ファッションのブームにより再ブレイクした「ハーフジッププルオーバー」。重たくなりがちな冬コーデにスポーティな軽やかさを演出します。ファスナーを下げて着れば襟付きデザインに、ファスナー上げるとハイネックになるとあり、2通りの着こなしが楽しめますよ。
4|ネルシャツ
冬向きのシャツとして定評がある「ネルシャツ」。ネルとはフランネルの略で、布帛(ふはく)生地にあたたかみのある起毛加工を施したトップスです。
さらに保温性を高める裏起毛を使っているネルシャツの展開も。カジュアルなので普段使いにうってつけです。
5|スポンディッシュカーディガン
もちもちとした肌触りが魅力の「スポンディッシュカーディガン」。軽くて弾力性がありスポンジのような質感から「スポンディッシュ」と呼ばれています。
スポンディッシュカーディガンは程よい厚みとハリがあり、アウターにもよく使われている旬アイテム。カーディガンのボタンを全留めすれば、プルオーバー感覚で着こなせますよ。
6|タートルネックカットソー
薄手のわりに暖かいのが「タートルネックのカットソー」。編み生地を裁断・縫製しているためストレッチ性が高く、着心地は申し分なしです。
コットン素材を選べば、ニットのように首まわりが痒くならず快適に過ごせそう。ジャケットやジャンパースカート、ベストのインナー使いにも最適ですよ。
7|シアー生地のタートルネックプルオーバー
タートルネックのカットソーと同じく使い勝手がいいのが「シアー生地のハイネックプルオーバー」。ひらひらとしたウェーブ状のネックラインが特徴で「メロウフリルハイネック」とも呼ばれています。薄手のわりに保温性が高く、ぴったりしたシルエットが持ち味。かさばらないのでインナー使いにも最適です。
番外編|長袖Tシャツ×カーディガンの重ね着
「ニットを着たいけれど敏感肌だから……」とお悩みの方は、カーディガンに長袖Tシャツをインしてみて。下に着込めば肌がニットに直接触れることなく、ストレスフリーな着心地に。重ね着のおかげで保温性も高まりますよ。
2024年1月9日 公開
2024年12月5日 更新