暑くて腕を出さざるをえない夏は、二の腕に悩みがある人にとって服選びに困る季節。お出かけ前に毎回「今日は何を着よう……」と考えるのはストレスですよね。
それを解消するには、二の腕をカバーする効果が高い服を何枚か持っておくのが近道。カバーとは言っても隠すだけではなく、視覚的に腕が細く見えるデザインを選ぶと、暑さ対策しながらおしゃれが楽しめますよ。
今回は「腕が細く見える洋服選びのポイント」を解説。さまざまなスタイリングをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
※記事中のモデルさんはみなさんスタイルの良い方ばかりですが、一般的なテクニックとしてご参考にしていただけると幸いです。
もくじ
【腕が細く見える服1】ヒジでひと区切りした袖丈
まずは腕が細く見える袖丈からご紹介。イチ押しなのがスナップのような「ヒジのちょっと上」くらいの袖丈です。
というのも、関節は体のなかでも骨っぽさがあり肉感の薄いパーツ。そのポイントで袖を区切ることで、二の腕をすっきりとした印象に見せられます。加えて落ち感のあるとろみ素材や、程よくゆとりのあるシルエットを選べばパーフェクトです。
ちなみに避けたい丈感は、二の腕の中間くらいの袖。もっとも腕が太いところで生地が終わるため、気になる部分をより際立たせてしまう心配があります。
【腕が細く見える服2】ふんわりとした袖
袖のデザインでおすすめなのが、ふんわりとしたパフスリーブ。肉感を拾わず二の腕カバーに効果テキメンです。ボリュームのあるデザインが腕の存在感を打ち消すうえ、その対比でヒジから下の露出した部分を華奢に見せてくれるダブル効果が期待できます。
しかもパフスリーブの程よく甘いディテールがスタイリングに華を加えるため、シンプルになりやすい夏のワンツーコーデにうってつけ。シアーな質感のパフスリーブトップスを選ぶと、今年らしいおしゃれが楽しめますよ。
【腕が細く見える服3】袖口が大きく広がったデザイン
袖に広がりのあるトップスもおすすめ。二の腕のラインが出ず、服のシルエットに視線が集まるのでカバー効果は絶大です。袖にボリュームをもたせているから、その対比で腕が細く見えすっきりとした印象に。
また生地が肌に沿わないため、着心地が軽やかで涼しいのも魅力です。プルオーバーやシャツタイプなどさまざまなアイテムが展開されているので、ぜひ自分好みの一着を見つけてみては。
【腕が細く見える服4】直線的なボックスシルエットのトップス
丸みのある二の腕をカバーするには、シルエットの力を借りるのも効果的です。例えばスナップのようなボックスシルエットのトップスはその代表例。直線を感じさせるため、着るだけですっきりと見せられます。
引き締め効果の高い黒・ネイビーといった濃い色を選べば、さらにシャープな印象がアップ!
【腕が細く見える服5】肩・デコルテを出す服
オープンショルダーなど肩やデコルテが見える服は、二の腕のお悩み解消にぴったり。程よく肌を出すことで着痩せして見え、大人の抜け感もプラス。気になる部分は隠しつつ、肌が出ることで軽やかに見えるので暑い日にも最適です。
トップスにデザインがあるぶん、ボトムはシンプルなタイトスカートやパンツが好相性。二の腕カバーしながら、ヘルシーな女らしさを楽しみたいときはぜひ試してみて。