最近ファッション誌や通販サイトであまり見かけない「トレーナー」という言葉。街では着ている人をよく見かけるし、ショップでも並べられていますが、最近は呼び方に変化があるようです。
スポーティでカジュアルな「トレーナー」、最近の言い方は何というのでしょうか?
もくじ
トレーナーではなく「スウェット」というのが一般的
トレーナーの代わりによく使われているのは「スウェット」という言い方。スウェットとは英語で「汗」という意味で、吸水性や伸縮性の高い生地のことを指します。
本来「スウェット」は生地のことで、アイテムとしては「スウェットシャツ」が正しい言い方ですが、「スウェット生地のトップス」をスウェットと呼ぶのが一般的な言い方になっています。
メンズウェアやスポーツウェア感がある場合は「トレーナー」と言うことも
「トレーナー」という言い方は、スポーティなカジュアルウェアとしてはまだ現役で使われています。おしゃれ着イメージの「スウェット」に対して、メンズウェアやスポーツウェア感があるのが「トレーナー」。
ちなみに、「トレーナー」の本来の意味はスポーツのインストラクター・コーチといった指導者のこと。スウェットシャツをトレーナーが着ていたことから、スウェットシャツがトレーナーと呼ばれるようになったのだとか。
メンズもののオーバーサイズなスウェットがいま人気
近ごろ人気なのが「オーバーサイズなスウェット」。10代~30代の大人女子の間では、メンズ展開されている大きめスウェットを着るのが当たり前になっています。
身幅や丈・袖にボリュームがあるデザインを選ぶのが、スウェットをおしゃれに見せるポイントです。
デザイン性のあるスウェットでおしゃれに
「切り替え」「カットオフ」「スリット」など、デザイン性のあるスウェットも登場しています。インナーに白シャツを挟んで、スウェットからチラッと見せるのも人気の着こなし方。
ロゴ入りスウェットを、きちんと感のあるボトムに合わせて
スポーティな「ロゴ入りスウェット」は、きちんと感のあるボトムとコーディネートするのが最旬のスタイル。
チェック柄のスカートやパンツをプラスすれば、トラッドなテイストが加わり、上品な雰囲気に。カジュアルに着ないことで、スタイリングが引き締まります。
シンプルなスウェットをシックに着こなせば、大人世代にも似合う!
「部屋着っぽい」「若い子が着るもの」というイメージがあるスウェットですが、コーディネート次第では40代の大人世代にも似合います。このときシンプルなスウェットをシックに着こなすのが、大人コーデの流儀。
例えばモノトーンカラーでまとめたスウェット×パンツルックに上質な小物をプラスすると、カジュアルでも洗練されたスタイルに。ハンサムな雰囲気に仕上がり、コーディネートがよそ行きに決まります。
存在感のあるスカートに合わせて、スウェットをお出かけモードに
「スウェットをきれいめに着こなしたい」という方にはタイトシルエットやマーメイドシルエットなど、女性らしい雰囲気のスカートを合わせるのがおすすめ。
素材や柄に存在感があるスカートを選ぶと、おしゃれなエッジが加わり、コーディネートのお出かけ感がアップ。スウェットが物足りなく見えてしまわず、大人っぽく決まります。
ちなみに……スウェットパンツは「街着」にも変化
スポーティなスウェットは、コーディネートの外しアイテムとしても効果的。スウェット生地のイージーなパンツである「スウェットパンツ」を街コーデに活用する大人女子も急増しています。
いかがでしたか? 「トレーナー」というとジャストサイズで着こなすイメージがありますが、今どきのスウェットはゆるめが当たり前。ゆったりしたスウェットで、こなれ感のあるコーディネートが楽しめます。
着心地が楽ちんで洗濯機洗いOK、価格な手頃なスウェット。普段のコーディネートにおしゃれに取り入れたいですね♪
2021年1月11日 公開
2021年12月29日 更新