スカートやワンピースをチェックしていると、ときどき見かける「ティアード」という言葉。知っているようで実はよく知らない!という方は意外と多いのではないでしょうか。
今回はそんなファッション用語「ティアード」をプチ解説。人気アイテムと併せてチェックしていきましょう!
ティアードってどういう意味?
まずティアードとは【何層にも重なった様子】のこと。服では布を何段かの層に分け、切り替え線でギャザーを寄せたデザインが特徴です。
その代表格が「ティアードスカート」。裾広がりのシルエットがふわりとしたAラインを作り、フェミニンな雰囲気を演出します。ティアードスカートは元々は【エスニック風の夏モノ】でしたが、最近では【通年アイテム】として定着しています。
女性らしく体型カバー効果も高い「ティアードワンピース」
楽ちんなのにきれいめに着られる!といま人気なのが「ティアードワンピース」。切り替えギャザーとAラインシルエットの合わせ技で、体型カバー効果がバツグン。体のラインを拾わないのに女性らしく装えます。
「ティアードブラウス」はパンツと好相性!
パンツ派さんには「ティアードブラウス」がおすすめです。ふわりとボリューミーなブラウスは、真っすぐなパンツスタイルと相性バツグン。ブラウスのAラインとパンツのIラインが合わさることで、コーデのバランスを整えつつスタイルをよく見せる効果も備えています。
「1段切り替えのデザイン」ってティアード? ティアードじゃない?
ティアードは切り替えが数段あるのが最大の特徴。スカートやワンピースは2~3段切り替え、ワンピースは3~5段程度が一般的です。
ティアードと混同されがちなのが、スナップのように1段しか切り替えがないデザイン。このような場合は「ペプラム」や「裾フリル」といい、ティアードとは異なります。