「ボリュームが出にくい」「うねりが気になる」「傷みやすい」など、ヘアスタイルに対して大人ならではのお悩みを持つ50代。おしゃれな人はどうしてるのか気になりますよね。
そこで今回は、50代を魅力的に見せるとっておきのヘアスタイルに、お困りごとを解消するカンタンな方法を添えて一気にお見せします!
※こちらの記事では、あくまでスタイルの参考としてスナップを選定しています。
もくじ
うねりを味方にするひし形のミディアムレイヤー
ここ数年、トレンドの中心となっているミディアム。裾に段を入れたレイヤースタイルは、ひし形シルエットを自然に作り出してくれます。自由に動く毛先が魅力の一つなので、うねりが気になる人にも向いているヘアスタイルです。
髪がぺちゃんとなり、ボリュームが出にくい場合は、パーマで解決するのが近道。髪がフェイスラインを包み込むので、「最近ちょっと頬のぽっちゃりが気になる……」といったお悩みもそっとカバーしてくれます。
パーマを強めにかけるなら、ヘアカラーは暗めにして髪への負担を軽くするか、色付きトリートメントで白髪にほんのり色づけするなど、ダメージを考慮したメニューの組み合わせを意識して♪
ショートヘアのボリュームを保つコツは、分け目を固定しないこと
トップにはふっくらとした厚みがあり、裾はスッキリと引き締まったショートヘア。猫っ毛でボリュームが出にくいお悩みを解決するポイントは、分け目を固定しないこと。タオルドライしてから時間が経過するとセットが難しくなるので、お風呂上りは間髪入れずにドライヤーをかけることも大切です。いつもと逆方向から温風をかけると、根元の立ち上がりに安定感が出ますよ♪
どうしてもヘアスタイルが思い通りにいかないときは、ウィッグを利用するのも一つの手。部分的に使えるタイプなら自毛に馴染ませやすく、自然なボリュームアップが狙えます。
清潔感のあるボブは、白髪の魅力を引き出す
スタイリッシュで都会的なボブ。「パサつきやすく白髪も目立つ髪には似合わないのでは……」と思われがちですが、決してそんなことはありません。定期的にカットし毛先がきちんと切り揃えられたボブは、清潔感があり、白髪を染めないグレイヘアをより魅力的に見せてくれます。
ボブの命である表面のツヤをキープする秘けつは、お風呂上りにドライヤーで水分を完全に飛ばすこと。乾きが甘いとゴワつきやパサつきの原因になります。髪に対して温風が真上から垂直に当たるようにしっかりドライしましょう♪ 「きちんと乾かす」という基本を守ることで、ゴキゲンな仕上がりに導くことができます。
面積の広さを生かして、セミロングの印象を思いのままに
髪の面積が大きい分、髪色次第で全身の印象まで変えられるのがセミロングの特徴。ウォームブラウンや深みのあるオレンジなどの暖色系カラーは、光を集めやすく、気品のある雰囲気を演出します。さらに髪の傷みを目立たなくさせ、お肌のトーンを明るく見せる効果も。うまく利用しない手はありません♪
湿度の影響などで髪がまとまらない日は、一つ結びに逃げるのも賢い方法。後頭部の丸みが強調されるように、ところどころ毛束を引っぱり出すと上級者っぽく見せられます。お気に入りのヘアアクセサリーを添えれば言うことなしの仕上がりに♪