ハードになりがちなミリタリーアイテムを、”あえてソフト”に着てしまおうという新たなおしゃれのキーワード、”ソフトミリタリー”がきています。がっつりミリタリーにまとめてしまうとコスプレ感が出てしまい、イタいコーデになりかねない。でもちょっとフェミニンさをプラスしたり、崩しの小技でソフトにすると一気に新鮮な今年のコーディネートに変化する。おしゃれな女子が大注目のソフトミリタリーを取り上げます。
新しいおしゃれは意外性から、迷彩柄のチュールスカート
いつの時代も新しいファッションは、意外性と驚きから生まれるもの。何気なく使う日常の”可愛い”や”素敵”だって、それまで知らなかった新たな価値を見つけたときの”喜び”です。たとえばとびきりフェミニンなチュールスカートがカモフラージュ柄と出逢ったならばどうでしょう。1着の中に込められた作り手の想いにときめくはず。もっとステキに、もっと自由にとおしゃれを感じてときめくはずです。
余計なモノを引き算する、ソフトミリタリー入門編
最もポピュラーなミリタリーアイテム、カーキのシャツはごてごて余計なモノをつけないコーデが重要です。ソフトにカジュアルにを心掛け、外しや遊びでまとめましょう。ボトムはデニムのショートパンツ、足元にはサンダルを合わせれば、こなれ感が出てすっきりします。
抜き加減が重要です、大人のソフトミリタリー
今どきのおしゃれには適度な抜け感が必要です。やり過ぎない、イタくならない程度をわきまえて、きっちりポイントを押えましょう。イメージの強いミリタリーも、あえてアクセント付けのアイテムとしてコーデを組むのもひとつの手。女性らしいシフォンのトップスにさらっと肩掛けするだけで、劇的こなれが演出できます。甘くなり過ぎない様にスパイスを加えるさじ加減。これこそおしゃれ上手のなせる技です。
ロング丈のシャツコーデ、ソフトミリタリー上級編
ロング丈のカーキシャツコーデは、ソフトミリタリーでも上級編。着こなし方にもひと工夫、いやふた工夫くらいしちゃいましょう。まずはトップスのロゴTと足元のソックスを白にして、上下の配色のバランスを調整します。次はボトムの丈を短めにして、肌の露出をつくりましょう。ロングのカーキシャツの重さを、ここできっちり引き算します。最後にシューズはスポーツサンダルで抜け感をつくる事が大切です。ちぐはぐに見せないカジュアルスタイルに仕上がります。