ツイッギーに美空ひばりまで?! 1960年代までさかのぼる、ミニスカートの歴史

街に出ればミニスカートを見ない日はありませんよね。ひざ上の丈でも、極端に露出が多くなければ違和感を持たない人がほとんどでしょう。
今やすっかり日常に根付いているミニスカートですが、このアイテムが登場したのはいつ頃のことか、ご存知ですか?
今回はミニスカートの歴史を追います♪

ミニスカートを最初に商品化したのはマリー・クワント!

ミニスカートが世界的な流行を見せたのは、1960年代のことでした。
イギリスのファッションデザイナーであるマリー・クワントが、チェルシー街を歩く女性たちの姿にヒントを得て商品化しました(実際にデザインしたのはアンドレ・クレージュという男性デザイナー)。これが1965年のコレクションの舞台に姿を現し、賛否両論の物議をかもし出します。
とは言っても、このときのミニはせいぜいひざ上5センチ程度のもの。今のミニスカートを見たらこの時代の人たちは何を思うことか……。

旬のスウェード素材がかわいいミニスカートの着こなし。
ホワイトのシャツを合わせたキッチリ感と、トレンドとのバランスがいいですね。
ひざ上から10センチほどもありそうなこの丈、1960年代ならかなりの問題作かも!?

日本でのミニスカートの流行――美空ひばり、そしてツイッギー

マリークワントのスカートが物議をかもしていたのと同じ頃、日本でも国内初のミニスカートが発表され、先進的な意識の女性たちが着用しはじめます。
国内では美空ひばりが、世界的ではモデルのツイッギーが身に付けることで、本格的なブームが巻き起こったのです!
それまでの長い丈のスカートを自分でリメイクし、ミニスカートにして楽しむ女性も増えます。節約しつつおしゃれ心も満たす精神は、現在の私たちと通ずるものがありますね。
また、ちょっと驚きですが、ウェディングドレスのトレンドにもミニスカートのデザインのものが急増しました。現在はミニ丈のウェディングドレスは二次会などで好まれていますよね。

スポーティな着こなしが可愛いコーデ。丈がフレアーで、女性らしさも忘れません。
この丈のように太ももが大きく出ているものを”マイクロミニ”と呼びます。あまりに露出したデザインはいやらしくなりがちですが、スポーティなヘルシーさでバランスをとっていますね。

こちらはスクールガール風の着こなし。あえて着崩して、おしゃれ感のあるプレッピースタイルに仕上げています。
制服のスカート丈のトレンドは、いわゆる1970年代の「スケバン」に代表される長いものから、1990年代の中盤からの「コギャル」に代表される短いものへと変化しました。
動きやすいので、企業の制服として採用しているところも。

いかがでしたか。
意外と最近始まったミニスカートの歴史。
ロング丈のスカートとともに、これからも末永く私たちのおしゃれの味方でいてほしいですね。

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みずしま

着付け師の母のもとで育ち、和装・洋装問わずコーディネートの面白さに目覚める。大学院を終えたのち、おカタイ職業に就いたものの、「おしゃれな格好が出来ないこと」が想像以上のストレスとなり退職。現在は学生時代から続けているライター業で生計を立てている。普段から和装をする機会も多く、そのこともあってかシンプルな形の中に小物や色味でメリハリをきかせたコーディネートが得意。趣味は観劇で、特に歌舞伎の鑑賞はライフワーク。観劇中もついつい衣装に目がいってしまうのはご愛嬌。