京都のベストシーズンと言えば、一般的に桜の春、紅葉の秋ですが、実は「冬の京都」も風情がありとても素敵です。でも、気候には注意が必要。盆地に位置する京都は、夏は厳しい厚さ冬は底冷えのする寒さで知られています。冬の京都に旅行するなら、ずばり服装のポイントは「防寒×上品×動きやすさ」。今回は、著者の経験もふまえたおすすめコーデをご紹介します。
神社仏閣を訪れるときにも気後れしない清潔感を
冬の京都旅行では、お寺などを拝観することが多いですよね。旅行中はたくさん歩くため動きやすさは大切ですが、ラフ過ぎる着こなしは適しません。モデルさんのように、ニットの中にシャツをINするなどきちんと感を演出するのがポイント。カジュアルな中にも、清潔感のある着こなしがおすすめです。靴を脱ぐ場合も多いですので、ソックス選びにも気を配りましょう。
歩きやすさ重視のスニーカーも「きれいめ」に取り入れて
動きやすいシューズの代表格と言えば、スニーカー。モデルさんのコーデのように、スポーティになり過ぎないきれいめな着こなしに仕上げるのがおすすめです。ケーブル編みニットとダッフルコーデで、控えめながら可愛らしさが光る美人コーデ。トップスとボトムスをオールホワイトで統一しているので、ベーシックアイテムの組み合わせでもおしゃれ感がアップしています。
京都の町並みに馴染む上品な色合いを意識しよう
すっと立った襟がクールなロングコート。ワイドパンツとスニーカーのメンズライクなカジュアルコーデを、きちんとした印象に導いています。優しいベージュカラーを選べば、落ち着いた京都の町並みに馴染み上品な印象を与えます。
シャツをINすれば防寒対策にも
ふわふわの風合いが温もりを感じさせるショート丈のモヘアニットがコーデのアクセントに。ちょっぴり辛口に着こなすなら、シャツをINするのがおすすめ。上までボタンを締めれば、首元から風が入りにくく防寒対策にもなります。モデルさんの、程よくカジュアル感を演出するダンガリーシャツのチョイスにも注目です。チェスターコートのきちんと感とスニーカーのラフ感が絶妙にマッチした、こなれた着こなしに仕上がっています。