冬になるとなぜか可愛く見える、上下を白でまとめた「ホワイトコーデ」。そのピュアで洗練された印象が、冬の女性を儚くきれいに見せてくれるコーデテクニックです。
でも全身ホワイトだと間延びしてしまったり、着膨れして太って見えたりしそう……、なんて声が聞こえてくるのも事実。ちょっとの工夫を施せば、誰でも簡単に「ホワイトコーデ」をあか抜けさせることができます!
今回は、冬の「ホワイトコーデ」をおしゃれに成功させるコツを7パターンご紹介します。ぜひ試してみてくださいね。
もくじ
【1】真っ白・アイボリーを組み合わせて奥行きをメイク
一言に「ホワイト」といっても、さまざまなニュアンスがあります。真っ白なさらし色や、柔らかな印象のアイボリー、グレーがかった白など、ニュアンスの異なる「ホワイト」をコーデの中でMIXさせると、ワントーンでも奥行きたっぷりなコーデが完成。
こちらは、真っ白なワンピースにアイボリーのカーディガンを重ねてニュアンスアップしています。
【2】異素材MIXでオールホワイトコーデにメリハリをプラス
ホワイトコーデの間延びを簡単に予防するなら、異素材MIXコーデがおすすめです。
こちらは、パーカーにフェザー素材のスカートを合わせて動きをプラス。立体感のある素材を取り入れることで、ホワイトコーデにメリハリが作れます。
【3】ぼやけがちなホワイトコーデを少量のブラックで引き締め
ホワイトコーデは、何も考えずに作ってしまうとぼやけてちょっと野暮になりがち。でも少量のブラックをコーデに散りばめると、途端に引き締まった印象にチェンジします。
こちらは、ボリューミーなストールでブラックを少量プラス。顔まわりにアクセントをつけることで視線が誘導され、スタイルアップにも役立ちます。
こちらは、ミニバッグでブラックをちょい足ししてホワイトコーデを引き締め。腰位置にブラックをプラスすることで間延び防止効果が抜群な着こなし術です。大きなバッグよりも、小ぶりなバッグの方がバランスがとりやすいのでおすすめ。
【4】ホワイトコーデの寒々しさが気になるなら暖色系の小物を添えて
冬のホワイトコーデはピュアで洗練された雰囲気がおしゃれだけど、ちょっと寒そうに見える気がする……。そんなお悩みは、暖色系の小物が解消してくれます。
こちらは、ボルドーのバッグでコーデにほんのり暖かみをプラス。ほんの少し暖色を添えるだけで、見た目温度が上昇します。
こちらはブラウンのブーツでホワイトコーデの足元に暖かみをON。寒々しく見えがちな足元に暖色をプラスすれば、”真っ白”を多用しても暖かみのあるスタイリングに仕上がります。ベーシックなブラウンなら、コーデに投入しやすいのも嬉しいですね。
【5】グレー・ベージュを合わせるときれいめな印象に
ホワイトコーデをグレーやベージュで優しく引き締めると、品のあるきれいめコーデが完成。お仕事などのオンシーンでも使えるテクニックです。カジュアルな着こなしも、この配色なら上品さが漂うので大人っぽく決まります。
ダークカラーばかりになりがちな冬ですが、こんな色合いのコーデなら軽やかに決まる上、好感度もアップしそうですね。
【6】小物でトレンドの柄を取り入れてホワイトコーデのアクセントに
流行を織り交ぜつつホワイトコーデを最旬バランスに仕上げるなら、小物でトレンドの柄を取り入れてみるのがおすすめです。
2019年秋冬ならアニマル柄がイチオシ。ちょっと辛口な柄とホワイトの洗練感が重なって、大人っぽく絶妙なバランスが作れるからぜひ試してみてください。
【7】ホワイトコーデはお気に入りのアウターを引き立てる効果もアリ
冬に欠かせないアウター(コート)ですが、どうしても暗い色ばかりで沈んでしまいがちですよね……。ホワイトコーデの上に羽織れば、アウターのデザインを引き立てる効果が期待できます。
お気に入りのアウターのデザインをより楽しみたいなら、インナーは白でまとめてみてください。
インナーをホワイトで統一していると、ロングアウターを羽織ったときに自然なIラインを作ることができます。縦にスッと伸びるラインがスタイルアップを叶えてくれる効果もアリ。
冬のホワイトコーデは、女性をきれいに見せてくれるエッセンスが詰まった着こなし術。ぜひ、この冬はホワイトコーデに挑戦してみてくださいね。