襟はジャケットやコートの印象を決める重要なポイントの一つ。襟を意味する「ラペル」というファッションワード、レディースではあまり目にする機会がありませんが、知ればオシャレへの理解がもっと深まります。
今回は、ジャケットの「ラペル」についてご紹介します♪
「ラペル」ってどういう意味?
「ラペル」とは、身頃から折り返した襟のこと。テーラードカラーにおける下襟部分のことを指します。
メンズのスーツジャケットとは違い、レディースではラペルの幅や長さに細かいこだわりはありませんが、ラペルの大きさはジャケットの雰囲気を左右する要素の一つ。
最近は、メンズライクで小顔効果が狙える”幅が太めで長いラペル”が人気傾向です。
「カラー+ラペル」で仕立てられるのがテーラードカラー
身頃から折り返したラペル(下襟)とカラー(上襟)で仕立てられているのが、テーラードカラー。
メンズライクできちんと感があるテーラードカラーのジャケットは、カジュアルコーデにきれいめ感をプラスするのにも最適です。
「ノーラペルのジャケット」ですっきりきれいめに
ラペルをスッキリ取り除いたような襟のことを「ノーラペル」といいます。ラペルという言葉があまり一般的ではないため、「ノーカラー」と呼ぶことが多いのですが、丸いラウンドネックではなくVネックなのがノーラペルの特徴。
シャープなカッティングのノーラペルジャケットは、コーディネートを大人っぽく見せるのにぴったりのアイテム。丸首のインナーに合わせると、バランスよく決まります。