日本有数のパワースポットとして親しまれる「伊勢神宮」。「お伊勢さん」とも呼ばれ、女子旅の人気スポットとしても定番の神社です。そんなお伊勢参りでは、一般参拝に服装の規定はないものの、何を着て行けばいいのかと迷うもの。
基本的には過度の露出や奇抜なデザインを避ければOKですが、さらに季節ごとに掘り下げた服装ポイントを解説します。
もくじ
【春】ラフすぎず、カジュアルでも上品さを意識
ポカポカ陽気の春は、薄手の服装でおしゃれを楽しみたくなる季節。朝夕の気温変化にも対応できるよう、カーディガンやジャケットなどの羽織りを持参しましょう。
つい春色のヒールパンプスを履きたくなるところですが、徒歩時間や砂利道での歩きやすさを考えると避けるのが安全。きれいめなスニーカー・ペタンコ靴を選べば、快適にお伊勢参りができます。
【夏】「紫外線対策の帽子」は境内に入る前に脱げばOK
炎天下を歩くことになる夏のお伊勢参りでは、紫外線対策をしっかり意識したいもの。とはいえ、お役立ち小物の帽子は参拝前に脱ぐのがマナーです。境内の外では被ってもOKなので、行き道などうまく活用しましょう。
また全身のスタイリングでは、ラフに見えるキャミソールやサンダルなどは避けた方がベター。露出しすぎにならない、上品カジュアルで臨むと安心です。
【秋】大人らしくほんのり季節感を取り入れる
木々が色づき始める秋の伊勢神宮では、ほんのり季節感を取り入れたコーデが似合います。あたたかみを意識した大人カジュアルで、美しい景色とのハーモニーを楽しめると素敵です。春同様、気温の変動が気になりやすいので、羽織りや巻き物を一つ持っておくと快適に。
また、凝ったおしゃれをしたくなる季節ですが、アクセサリーの着けすぎには注意。きらびやかにならないよう、落ち着いたデザインでシンプルにまとめましょう。
【冬】ダウンを羽織ってしっかりと防寒対策
伊勢の地は雪国ではないものの、冬場はやはり冷え込みが気になるところ。寒い中を歩くにあたって、しっかりと防寒対策をしておきましょう。
ずばりイチ押しアイテムは「上品色のダウン」。寒さにストレスを感じない上、羽織れば間違いのないコーデに決まります。スカート・パンツいずれの場合も、内側にタイツを仕込むとより暖かく。
ここからは、伊勢神宮を訪れたら立ち寄りたいスポットを、おすすめコーデと共にご紹介します。
【おかげ横丁】楽ちんスニーカーコーデで散策を楽しむ
50余りのお店が立ち並ぶ「おかげ横丁」は、伊勢旅行で行っておくべきスポットの一つ。郷土料理や季節ごとのイベント、江戸末期〜明治期の風情が味わえる建築物など、見どころが盛りだくさんです♪ スニーカーを使った楽ちんコーデで散策を楽しみましょう。
【猿田彦神社|二見興玉神社】カジュアルさを抑えたかっちりコーデ
伊勢神宮を訪れる際は、周辺の「猿田彦神社(さるたひこじんじゃ)」と「二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)」に立ち寄るのもおすすめ。
猿田彦神社は「導き」の神様がいることで知られ、二見興玉神社は夫婦岩(めおといわ)が有名です。参拝時の服装はジャケットでかっちりと仕上げるのがマナー。
【志摩観光ホテル ザ ベイスイート|いにしえの宿 伊久】高級ホテルに似合う上品コーデ
せっかくの伊勢旅行は高級ホテルステイを楽しむのもいいですね♪ 「志摩観光ホテル ザ ベイスイート」や「いにしえの宿 伊久(いきゅう)」など、伊勢には素敵なホテルがたくさんあります。クラス感のある雰囲気にはワンピースを使った上品コーデがマッチしますよ。
【志摩地中海村】リラックスコーデでリゾート気分を満喫
伊勢周辺のスポットでは「志摩地中海村(しまちちゅうかいむら)」も人気! まるで異国のような街並みが広がり、地中海の雰囲気のたっぷりと堪能できます。リラックス感あふれるワンピースを着こなせば、リゾート気分がさらに高まるはず♪
2020年11月1日 公開
2022年3月27日 山本茉莉 更新