おしゃれさんが集まる美容院。メイクも入念にしていかなきゃ! と思う方も多いでしょう。でもちょっと待って。実はそのメイク、美容師さん的にはちょっと困るものかもしれません。
今回は美容師側から見た、避けてもらえると助かるメイクをご紹介。改善策もまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
※こちらの記事では、あくまでコーデの参考としてスナップを選定しています。
もくじ
自然体が一番。無理せず「ナチュラルメイク」で来店を
美容師をはじめ、美容院はおしゃれなムードを存分に出している場所です。それに合うよう、いつも以上に入念にメイクをするほか、素敵な装いをしたい気持ちもわかります。
しかし、まずは「普段通りの姿」で来るのが一番。美容師側は普段通りの姿に合ったヘアスタイルを作ります。気合を入れすぎないように、そのままのあなたで大丈夫です。
「グロス系リップ」はNG! 美容師側もヒヤヒヤしてます
メイクに関して、美容師がこれはちょっと……と感じる部分が一番多いのは【グロス】です。ツヤが出てトロンとしたテクスチャーのグロス系リップには、とにかく髪の毛がつきやすいもの。ドライヤーでなびいた髪がペタッ、カットした髪がくっついた時には美容師側で取るのは不可能です。
またカラーやカットの際に着るクロスについてしまう可能性もあります。お客様も美容師も気を使うので、グロス系リップを塗っていくのは控えましょう。
ツヤ肌は化粧崩れの原因に! 美容院の時だけは「サラサラ肌」に
トレンドのメイクはツヤ肌ですよね。ツヤ肌メイクの場合、お粉やルース系のファンデーションをつけないやり方がほとんどですが、実は潤っている肌には髪がつきやすくなります。
肌についた髪がとれたのはいいものの、一方で崩れの原因に。さらにシャンプー時に顔にかけるペーパーのせいで、メイクがヨレるなんてことも……。トレンドのメイクでも、美容院に行く時はサラッとした肌作りを心がけるのがベターです。
カラーコンタクトは「普段つけているか」で判断
その日のメニュー内容が似合わせヘアカラーやおまかせヘアカラーの時は、「カラーコンタクト」は極力つけずに来店してください。目の色と髪の色はほぼ同じと言われています。すなわち、目の色と相性がいいカラーが髪にはマッチするんです。
本来の目の色味がわからなくなるので、カラーコンタクトは基本的に避けるのが◎。しかし日ごろからカラーコンタクトをつけて過ごしているという方は、普段の姿に合わせることができるので、むしろつけた方がいいでしょう。ライフスタイルに応じて決めてくださいね。
念のため「化粧崩れ」を前提として来店を♪
カラーやシャンプー、カットなど、顔周りでの作業が多くなる美容院。美容師もプロではありますが、時におでこにカラーをつけてしまったり、シャンプーの水をハネさせてしまったりすることもあるんです。
それを前提に、入念なメイクではなく、自然体なナチュラルメイクで来店するようにしましょう。「崩れてもしょうがないか」と思っていた方が、よりリラックスして美容院での時間を楽しめますよ。