成人式の前撮りやスタジオ撮影など、プロにメイクをしてもらうのは特別感がありますよね。いまでは情勢によりメイク用品の持参を求められることがあるようです。そんなとき「メイク用品はどこからどこまで持っていけばいいの?」と疑問に思う方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、元ヘアメイクである筆者が持参したいメイク用品をご紹介。ニューノーマルな世界だからこそ感染対策に気を遣いつつ、「メイクをしてもらう」そんな非日常をたっぷり味わってみてくださいね。
※こちらの記事では、あくまで参考としてスナップを選定しています。
もくじ
まずは準備編! 洋服が汚れないよう「フェイスタオル」を持参する
お客さまにメイクをする際は、美容院と同じく洋服が汚れないようにケープやタオルを使うことが多いです。現場で用意しているとは思いますが、感染対策を考えるとフェイスタオルの持参をおすすめします。
1枚でも充分ですが、2枚用意しておくとより安心。使わない場合もあるので、「もし必要だったら」とヘアメイクさんに渡してお任せする感覚でOKです。
いつも使っている「スキンケア用品一式」
「メイク用品」と言われるとうっかり忘れがちになるのがスキンケア用品。メイクの前はスキンケア必須です!
こちらも現場によっては用意されていますが、自分のものを持って行く方が安心。感染対策としてはもちろん、敏感肌で合うスキンケアが少ない方も、いつも使っているシリーズを持参してくださいね。
「ベースメイク」&「ポイントメイク」は家にある色すべてを用意
次はメイク用品のメインについて。基本的に「いつも使っているもの」を持っていけば大丈夫です。
ただ「リップ・アイカラー・チーク」に関しては、いつも使っている色だけではなく、持っている色はすべて持参して、どれを使うかヘアメイクさんに相談するのがおすすめ。せっかくメイクしてもらうのに、いつもと同じ色では新鮮味に欠けますし、使い方がわからず出番のなかった色も、プロの手を借りれば思わぬ形で活躍することがあります。
また、いつもは使わないけれど「この色でメイクしてみたい」と希望がある場合は、イメージをしっかりヘアメイクさんに伝えてくださいね。
念のため「メイク落とし」を持参する
イベントや撮影が終わった後はメイクを落とさずそのまま帰る人が多いと思いますが、いつもより濃いメイクの場合はメイク直しをしたくなることもあります。念のため「メイク落とし」を用意しておきましょう。
メイクを落とす洗面台がないことも考えられるので、「拭き取りタイプ」か「シートタイプ」がおすすめです。
わからないことは遠慮せず質問を!
ここまでは「メイク用品持参」の指定があるときに、持って行くと安心なアイテムをご紹介しました。ただ、現場によって対応がさまざまな上に、コロナ禍も加わりサロンによって差があるのも事実。
例えば「スキンケアはお店にあるからメイク用品だけ持参を」と言われたら、スキンケアを持って行きにくいですよね。しかし、感染対策で自分のスキンケア用品を使いたい場合は遠慮せず相談してみてください。「スキンケアは持参するのでそれを使ってくれますか?」と確認しておくと安心です。疑問や希望を事前にしっかり伝えられる、信頼できるところに依頼してくださいね。