雑誌やネットショッピングで洋服をチェックしていると、時々見かける「ステッチ・ハンドステッチ」という言葉。知ってるようで実はよく知らない……そんなファッション用語は意外と多いもの。
今回は「服のステッチ&ハンドステッチ」をプチ解説。人気のアイテムと併せてご紹介します!
服のステッチとは?
服の「ステッチ」とは、糸の縫い目を指すファッション用語。そもそもステッチの役割は、縫い代を安定させ丈夫にするためのもの。体を動かしたときや洗濯などによる負荷を分散するのが目的ですが、【配色の糸】を用いることで装飾性も兼ね備えています。
ステッチを活用したアイテムの中でも代表的なのが、デ二ムジャケットやデニムパンツ。インディゴデニムに「白」や「黄色」のステッチが映え、立体的な奥行きを演出します。
Tシャツやスウェットにも使われる「配色ステッチ」
ステッチは、Tシャツやスウェットなどカットソー生地にも使われている加工。表側から配色ステッチを施すことで実用性と装飾性が高まります。
服の配色ステッチはカジュアルな雰囲気になるのが特徴。コーデにラフなアクセントをつけたいときにおすすめしたいデザインです。
ステッチは、おしゃれなデザインとしても効果的
ステッチは実用性だけではなく、おしゃれなデザインとしても施されています。配色ステッチのアイテムを効果的に投入すれば主役級の存在感に! モードっぽさが高まり、洗練されたコーデに決まります。
「ハンドステッチ」=「手縫い」じゃない!
それでは「ハンドステッチ」とはどう意味なのでしょうか? ハンドステッチの直訳は「手縫い」ですが、実際には【ハンドステッチミシンを使った加工】を指します。
太い糸でざっくり縫い上げたステッチは手しごと感が表現され、ほっこりとした温かみたっぷり。インパクトがあるので、装いにエッジが加わりますよ♪