今回は、ショートヘアのセットを格上げするアイロンの使い方をご紹介します。「あえてアイロンをかけない部分をつくる」「前髪は流したい方向の逆にアイロンをかける」など、目からウロコのポイントがいっぱい! ぜひ明日から試してみてくださいね♪
アイロン前の準備で8割が決まる!
ショートヘアをアイロンでセットする前に、まずは土台づくりから。髪を軽く濡らし、ドライヤーを高めに構えて、風の向きが上から下になるように乾かします。そうすることで髪全体の余分なボリュームが抑えられ、表面にしっかりとツヤが出ます。この工程はとても重要! 仕上がりの8割を決めるいっても過言ではありません♪
アイロンの温度は150~160℃が適温
下準備が整ったら、いよいよアイロンの出番です! ショートヘアの場合、適正温度はやや低めの150~160℃。高温のアイロンでプレスしたカールは、エッジが効きすぎて全体になじみにくくなったり、ヘアカラーの退色を早めたりする原因となります。ダメージのことも考慮して、髪への負担が軽い温度を心掛けて。
アイロンで巻かないところを意図的に作る
無造作でこなれ感のあるショートヘアをつくるコツは、あえてアイロンをかけない”素の毛束”を残すこと。内巻きや外ハネのカールを効かせた毛束の隙間に、何も手を加えない部分を配置させることで、メリハリのあるシルエットが完成。アイロンで巻くところと巻かないところ、いろんな質感がミックスされて上級者見えしますよ♪
前髪を流す逆方向にアイロンをかける
前髪を左右のどちらかに流したいときは、アイロンで逆方向にクセ付けするとキレイに仕上がります。たとえば右向きに流したい場合、一旦アイロンで左向きにカールを付けて、あとからクシで右にとかす、といった具合に。ふんわりとしたボリューム感が出て、小顔効果も狙えます♪
ヘアオイルはアイロンをしたあとに付ける
ヘアオイルは、アイロンをしたあとに付けるのがベター。なぜなら、髪にオイルが付いた状態でアイロンをすると、接触部分の温度が急上昇し、ダメージの原因になるからです。さらには、オイルの重みで思うようにカールが出ないなんてことも……。ヘアオイルは、アイロンが完了したあとにフィニッシングとして付けましょ♪