コートのデザインはバリエーションが豊富。しかし、たくさんの種類があり「どれがどれだかわからない……」とお困りごとにも直結します。
そこで今回は【レディスものコートの種類】を画像で一挙ご紹介。名前がわかれば、ネット通販の検索がさくさくスムーズに進みますよ。「あのコート、何ていうの?」の疑問を解決します!
1|ステンカラーコート
シンプル派さんに大人気なのは、ベーシックな【ステンカラーコート】。「ステン」にはフランス語の「支える」が語源という説があり、襟腰がついた立て襟が特徴です。
装飾が少なくデザインにクセがないので着回しやすさは抜群。トレンドに左右されず、カジュアルからきれいめコーデまでフル活用できます。
2|トレンチコート
きれいめアウターの象徴ともいえる【トレンチコート】は、もともとイギリス軍が防寒目的で着た外套(がいとう)。武器を装着する目的で作られているため、「ガンフラップ」「Dカン」「エポーレット」などのディテールを持つのが特徴です。
ミリタリー由来ではあるものの、完成度の高い機能美がおしゃれなデザインへと昇格。大人っぽくてきちんと感のあるアウターとして定着し、通勤コーデの羽織モノとしても活用されています。
3|チェスターコート
【チェスターコート】は、テーラードカラーのジャケットを長くしたようなデザインが特徴。カッチリした雰囲気とフォーマル感があるので、よそ行きコーデのアウターとしてぴったり。羽織るだけで品よくまとまるので大人の女性にもおすすめです。
4|リバーコート
【リバーコート】は、ウールなど2枚の生地を縫い合わせて1枚の布にする製法「リバー仕立て」のコートを指します。以前は【ダブルフェイスのコート】と呼ばれていましたが、最近ではもっぱら「リバーコート」と呼ぶのが一般的。
裏地がなくゆるっとリラクシーな雰囲気が特徴で、カジュアルやシンプル系の服装と相性バツグン。きちんと感あるコートの中でも「気軽に羽織れる!」と人気を得ています。
5|モッズコート(ミリタリーコート)
辛口なアウターといえば【モッズコート】。アメリカ軍の野戦用パーカーだったものが、60年代にロンドンで大ブームとなりカジュアルなアイテムへと定番化。「ドローコード付きのフィッシュテール」「フラップ付きポケット」「比翼仕立て」などの装飾が特徴です。
最近は【ミリタリーコート】とも呼ばれ、女性が着こなしやすいデザインが流行っています。
6|ダッフルコート
カジュアルアウターの定番【ダッフルコート】。ベルギーのダッフル市で漁師が使用していたのが名前の由来。「厚手の起毛素材」「ループ留めのトグルボタン」「フード」が特徴です。
カジュアルでありながら端正でトラッドな雰囲気が魅力。スタイリングがラフに見えてしまわず、品のよさを感じさせます。
7|ダウンコート
防寒性を重視するなら【ダウンコート】に敵うモノなし。ダウン製品の中身はダックやグースなど水鳥の羽が定番でしたが、サステナブルの影響からか化繊綿を使ったダウンコートが増加中。
最近では「ステッチレスのダウンコート」も登場。もこもこせず着膨れしない!と大人の女性に人気です。
8|ノーカラーコート
襟がないデザインは【ノーカラーコート】。顔まわりが柔らかく映るので、女性らしくコーデしたいときにおすすめです。
襟が付いていないため「首が短くて……」とお悩みの人にも最適。タートルネックやハイネックのニットを着込んでも首元がスッキリ決まります。