田舎での農業体験や住宅地での畑シェアなど、土に触れる機会が増えてきた昨今。でも気になるのが「服装は何を着ればいいの?」ということではないでしょうか。
そこで今回は家に畑を持つ筆者が【女性向け・農業体験の服装】をご紹介! 「お試しでやる」「ガチ準備まではいかない」という方に向け、動きやすいおしゃれアイデアをご提案します。
もくじ
理想の服装は?
まず農作業における理想の服装を考えてみましょう。
最低限で気を付けたいのは「虫に刺されにくい」「日差しよけ」「動きやすさ」の3点。農業体験の場合、スナップのような服装なら問題ありません。
ではアイテムごとにおすすめ服を伝授します!
【おすすめボトム】長ズボン
最初はボトムス。農作業においては動きやすく虫にも刺されにくい【長ズボン】が基本です。
さらに長靴を履く予定がある・長靴が準備されているなどの場合は【裾を長靴に入れ込みやすい長ズボン】がおすすめ。身近でおしゃれな服であればジョガーパンツなど、裾が絞ってあるタイプの長ズボンが入れ込みやすくイチ押しです。UNIQLO(ユニクロ)などでも販売されていますよ。
※価格、送料、その他については、商品のサイズや色等によって異なる場合があります
反対におすすめしないのはワイドパンツと薄手の長ズボン。というのも、ワイドパンツは裾から虫が入ってきやすく、さらに裾が広がっていて汚れやすいため。薄手の長ズボンは一見涼しくてよさそうですが、立ち止まった際に生地の上から虫が刺してくるためです。
【おすすめトップス】長袖シャツ
次にトップス。「虫に刺されにくい」「日差しよけ」「動きやすさ」という3点を考えると、おすすめは断然【長袖シャツ】です!
腕を隠せる上、襟部分で首までカバー。さらに適度に風通しがよく、日差しよけにも役立ちます。大きめサイズなら今っぽくて動きやすさもバッチリ!
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また動きやすいトップスというと半袖Tシャツが思い浮かびますが、半袖Tシャツだけを着て行くのはおすすめしません。なぜなら腕が焼ける・虫に刺されるから!
日差しは思った以上に体力を奪います。虫さされも同様。上からシャツを羽織るなどして、隠せるものなら隠した方がベターです!
【おすすめ帽子】麦わら帽子
農作業といえば帽子。畑や田んぼ周辺は日陰がないことも多く、これだけは必須と言えるほど欠かせないものです。
日を遮るものであればどんな帽子でも構いませんが、イチ押しは麦わら帽子! 風を通すので頭が蒸れにくく、過ごしやすくなります。おしゃれに決めるなら、フェス帽子のようなサファリハットもGOOD。
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【おすすめ靴】汚れてもいいスニーカーor長靴
一般的な畑仕事であれば、靴はお持ちのスニーカーでOK。ただし土で汚れるので、汚れてもいいスニーカーがベストです。
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もしくは長靴も使えます。汚れたら水でサッと洗い流せるので楽ちん!
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一方よさそうだけどNGなのが、サンダルやカカトがない靴。サンダルは足が露出しているため、クワが当たったりハサミが落下したり農機具が当たる可能性があり非常に危険です。また農作業では土に足をとられることもあるので、カカトがない靴だと靴ごとすっぽ抜けることも!
【あると便利】汚れよけの服
農作業の服は汚れるのが前提ですが、もう少し汚れを防ぐなら汚れよけのアイテムを取り入れてみましょう。
イチ押しはかっぽう着。真正面も腕もガバッとカバーしてくれる優れものです!
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かっぽう着がなければエプロンでも可。普段お使いのものでOKです。
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かっぽう着やエプロンをお持ちの方にもおすすめなのが腕カバー。手首が汚れないのはもちろん、袖をまくり上げたいときにそのままグイッと引き上げることができます。
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全身まるっとカバーしたい! それならヤッケはいかがでしょうか。はっ水性があるので汚れに強く、乾きやすいため農作業向き。ワークマンなどでも販売されています。おしゃれにするならフード付きジャンパーも使えますよ。
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【あると便利】首カバー付きの帽子
気が付くと日焼けしがちな首まわり。特に首の後ろは帽子を被っていても日が当たります。タオルを首に巻くのも手ですが、これが意外に暑い……!
そこで使えるのが、首カバー付きの帽子。頭だけでなく首までしっかりガードしてくれる上、帽子を脱いでも落ちる心配はなし! 一回使うと病みつきになります。
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【疑問】オーバーオール・つなぎってどう?
農作業というとオーバーオール・つなぎを着ているイメージがありますよね。実際はどうなんでしょうか?
正直なところ、農業体験であればおすすめしません。なぜかというと、汚れたり濡れたりしたときに取り替えにくいから。
農作業には水やりや土掘りなど汚れがつきものです。ふと水がお腹にかかってしまった……、そんなとき上だけ替えれば済むところ、オーバーオール・つなぎは一体型のため、ズボン部分も含めて着替える必要があります。また作業中にトイレに行きたくなったとき、服が脱ぎにくいのも難点。
もちろん「おしゃれしたい!」という場合は着て行ってもOK。ご自身の都合に合わせてみてくださいね。
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