20代・30代と時を経て、いろいろと落ち着いてくる40代。だからこそファッションに対して悩み出す世代でもあります。「年相応の品のよさは確保しつつも、老け込みたくはない」「トレンドが気になるけれど、嫌みにならない程度にさりげなく取り入れたい」 など、その願望もより複雑化。
これらを叶えつつ、40代をおしゃれに見せるにはどうしたらいいの? 今回は解決のヒントを5つご紹介します。
1|モノトーン色のシンプル服を組み合わせる
40代のおしゃれを最速で叶えるのが、白・黒・グレーのモノトーンを主軸にした装いです。おすすめの理由は【モダンで洗練された雰囲気が出せる配色・誰でも似合いやすい・手持ちアイテムと合わせやすい】こと。
それぞれがシンプルで凝りすぎていないデザインを選ぶのがポイント。ベーシック同士を組み合わせることで、力の入りすぎない上品なおしゃれ感が出せるんです。加えて、色とデザインの相乗効果で服そのものがチープに映らず、プチプラでもリッチに見せられる点もメリット。
2|ツヤ×マット素材でスタイリングする
40代コーデを華やかに見せてくれるのが、サテンなど「ツヤがある素材」。カジュアルになりすぎず、お手軽によそゆきムードに仕上がるから、ぜひ活用していきましょう。このとき、トップスかボトムのどちらか一方に投入するのが、全体のおしゃれ感を上昇させるコツ。
加えてツヤ服を着たときに試してほしいのが、ベロアやニットなど「マットな素材」を掛け合わせること。ツヤ×マットの異なる質感が装いに立体感を生み出して、スタイリッシュさがぐっと高まります。
3|服はシンプルに、小物で味付けを
服を極力シンプルにして、その分を小物で変化を付けるのもおすすめ。この方法なら服選びに悩むことが少なくなり、その一方でバッグや靴で違う表情が楽しめます。
例えばスナップでは、トップスもボトムも黒でシンプルなデザイン。その代わりにバッグはゴールド、靴はファーサンダルと、かなり遊びを取り入れていますよね。服は手堅く、小物は冒険する。そんなファッションの楽しみ方が素敵です。
4|ラフな服にはかっちりした小物・靴を
カジュアルな服を着るのはちょっとためらう……、そんな40代って多いんです。そこでおすすめなのが「かっちりアイテム」を活用したスタイリング。
例えばラフな印象が強いパーカーワンピースも、きちんとした雰囲気のレザーバッグやビット付きシューズを合わせればちょうどいいバランスに。それにプラスして色選びも大事。白×黒などミニマルな配色を作れば落ち着き感が出せますよ。
5|白インナーで「抜け」作る
大人が決めすぎると「頑張っている」と見られてしまうもの。そこで、あえて隙を見せるのが40代コーデの大切なポイントです。そのためには、いわゆる「抜け」を作るのが必要に。
もっとも簡単なのが白インナーを仕込む方法。主要トップスの下から白トップスを覗かせることで、装いに余白が生まれます。
例えば、もしスナップのコーデが上下黒のアイテムだけだったら無難で平面的な印象ですが、白インナーが見えることで軽さが出ておしゃれ感が倍増していますよね。簡単にできるのに、とても効果的なアイデアです。