バレエやオペラ、オーケストラなどの少しクラシカルな舞台鑑賞。非日常の雰囲気を感じられて、新鮮な気持ちにしてくれます。
しかし、いざ「初めての舞台鑑賞」となったとき、着ていく服に悩まれる方も多いと思います。
海外の一流オペラハウスでは、 男性はジャケットとタイ、女性もドレスアップを求められることが多いですが、日本で決まったドレスコードはありません。Tシャツにショートパンツでも劇場に入ることは可能ですし、実際にラフな格好の方も中にはいらっしゃいます。
でもやっぱり、クラシックコンサートの観客としての「品格」を保ちたいものですよね。
非日常の1日を、 自分自身も楽しむためのコーディネートをご紹介いたします。
品の良さを意識して
舞台鑑賞客には、バレエを習っているお子さんのご家族の方など、エレガントな装いの方が沢山いらっしゃいます。結婚式のような華やかな服装にする必要はありませんが、露出や色使いなどの面で「品の良さ」を考慮したコーディネートが好まれます。
スカートなら膝丈、パンツなら生地の素材の良いものなど、カジュアルになり過ぎないものをオススメします。
足元は、ヒールで
ペタンコなシューズはラフに見えてしまうことがあります。3~5cm程度のヒールだと足元も品よく仕上がります。どうしてもヒールが苦手な方には、ペタンコ靴の中でも先が尖ったタイプのものをおすすめします。
羽織りものがあると安心
ホール内は、空調の関係で暑くなったり寒くなったりする場合があります。観劇に集中するためにも、温度調整ができる羽織りものがあると安心ですね。ストールやカーディガンなど、着ないときも邪魔にならないものがオススメです。
バッグは小さく
観劇中はバッグを膝の上に置きます。隣の方の邪魔にならないためにも小さめのものがベストです。
エレガントに見せるには、大きすぎないハンドバッグがオススメです。ただし、帰りはパンフレットなどで荷物が増える場合もありますので、折り畳み式のエコバッグなどがあると便利ですね。
ライター:みみっぺ