普段はなかなか袖を通すことが少ない「和服」。でも、最近では気軽に和モダンなスタイルを楽しむ方も増えています。
例えば、観劇や和の料亭でのお食事などかしこまったシーンはもちろん、素材やデザインによっては週末のランチやショッピングなど「普段着」感覚で楽しむこともできますよ。
着付けやお手入れなど、洋服に比べると少し大変な印象がありますが、その分身に付けたときに「しゃん!」とする凛とした雰囲気は和服ならではです。
あなたもお正月や年始のおでかけなどに「和服」を取り入れてみませんか?
和モダンなカジュアル和服を選ぶなら素材はウールに
濃紺に鮮やかな花柄が映える和服。どこかカジュアルな雰囲気も感じさせる和モダンな着こなしが素敵です。普段着感覚で着るなら、モデルさんのように丈夫で扱いやすい素材の「ウール」着物を選ぶのがおすすめ。
帯や柄と合わせた小物もプラスしてお正月にぴったりの華やかな装いに仕上がっています。
無地着物は小物でおしゃれ度アップ
気軽に着物を取り入れるなら、無地のタイプもおすすめ。柄がない分、シンプルで洗練された着こなしになるのでちょっとしたお出かけ時にも挑戦しやすいですね。無地の着物は、小物で個性が出せるのも楽しみのひとつ。帯の柄などにもこだわってみましょう。
柔らかな色合いの訪問着は万能!
一見無地に見えるこちらの着物ですが、よく見ると同色に近い絵柄が繊細に描かれています。和服ならではの柔らかな色合いと上品な絵柄は、洋服では味わえない雅な美しさがあります。「訪問着」は、結婚式に出席する際や、お茶会など社交的な場にもぴったりです。柔らかな印象の色合いなので、お宮参りや七五三などにも最適!優しい表情のママになれますよ。
大人の女性を美しくみせる気品あふれる薄紫色
ハレの場で着物はとても映えますね。色留袖なら問題なく兄弟や親戚などの結婚式に着用できますし、留袖にこだわらず訪問着を着用する方も。こちらは薄紫色が艶やかな「訪問着」のスナップです。流れるような花柄、首回りは明るく仕上げた訪問着ですが、気品がある落ち着いた印象のカラーをベースにしているので年齢を重ねても活躍するのではないでしょうか。