猛烈な暑さになったり、急に気温が下がったり……と気候変動の激しかった今年の夏。こんな時は体調を崩しやすく、夏バテには注意が必要です。
美意識の高い大人女子は、オシャレで美容にも効果的なハーブティーで夏バテを緩和してみませんか? 今回は夏バテの原因とその対策法をご紹介します。
まずは夏バテの原因を知るところから
通勤やお出かけ中でも、気温が30度以上になるとエアコンの効いたオフィスや喫茶店でひと息つきたいものですね。
しかし暑い屋外と涼しい室内では温度差が激しく、体力を消耗してしまうもの。室内と外の温度差が5℃以上になると自律神経が乱れやすくなります。また冷えた所で過ごす、暑い所で過ごすなどを繰り返していると体はかなりのストレスを受けて疲労が溜まり、これが夏バテの原因となっていきます。
夏バテの症状とは?
体のだるさや疲労感が特徴的な症状です。それに伴い自律神経が乱れ、食欲不振などの症状も。また暑さによって体もストレスを受けているので、風邪も引きやすくなるんです。
夏バテ対策の強い味方、ビタミン&クエン酸
●ビタミンA:免疫力を高めます。
●ビタミンB1、B2、B6:体の疲労回復を助けます。
●ビタミンC:免疫力を高めます。
●クエン酸:疲労回復(筋肉疲労で生成される乳酸を分解する)や美肌効果(肌を滑らかにする、日焼けによる肌のダメージの改善、抗酸化作用など)が期待できます。
夏バテ防止に効果的な食べ物や飲み物
・ウナギ(ビタミンA、B1、B2、E、たんぱく質を多く含む)
・豚肉(B1、たんぱく質を多く含む)
・緑黄色野菜、フルーツ(ビタミンCほか)
・梅干し(クエン酸を多く含む)
・ハーブティー(ビタミンC、クエン酸を多く含む)
ハーブティーでオシャレに夏バテ対策!
多くの有効成分が含まれているハーブ。そのハーブを使ったハーブティーは、香りの効果と飲用による薬理効果の双方が期待できるのが特徴です。
<夏バテにはハイビスカスとローズヒップのブレンドがおすすめ>
ハイビスカス:ルビーのような赤いお茶は爽やかな酸味が特徴。この酸味はクエン酸を含み、疲労回復に役立ちます。ビタミンやミネラルが豊富で食欲不振にも。
ローズヒップ:リコピンを含み、ビタミンCはオレンジの10倍、レモンの20倍と多く含みます。夏バテや風邪、肌荒れに期待大。(ハイビスカスなどとブレンドすると飲みやすくなります)
ハーブティーの茶葉やティーバッグはネット通販やデパート、専門店で手に入ります。酷暑と言われる今年の夏、冷たいハーブティーを持ち歩くのもおすすめです♪