マンネリしがちな夏の薄着をセンスよく仕上げる「Tシャツ×ビスチェ」のレイヤードスタイル。しかし中には、「Tシャツの上から下着を着ているみたい」という声も。人気のスタイルである一方、おしゃれとダサいの境目やジャッジが人によって大きく異なる着こなしでもあります。
そこで今回は「Tシャツ×ビスチェのレイヤード」がオシャレに見える理由を解説。下着っぽく見えるからと敬遠していた人や「何がおしゃれなの?」と感じる方に向け、人気の秘密をお届けします!
「ビスチェ」はもともと下着の一種だった!
もともとは下着の一種で体のラインを補正するものだった「ビスチェ」。そのため「下着みたい」という感想は的外れではありません。また、数年前までのビスチェは下着を彷彿とさせるレースが入っていたり、シンプルすぎたりする見た目ゆえに、かえって下着っぽく見えるデザインが多かったのも事実。
しかし近年ではデザインが進化し、種類がグッと広がっています。そして下着としてではなく、洋服の上から重ねる着方がメインに。「ビスチェとTシャツの重ね着」はデザイン切り替えのトップスのように、自分で組み合わせを変えながらファッションを楽しめるスタイルなんです。
現代のビスチェは「下着っぽく見えないデザイン」が主流!
「なんだか下着みたい」と言われてきたビスチェですが、最近はそう見えないものがほとんど。下着っぽさは排除され、胸元を強調させるようないやらしさもありません。
代わりにコーディネートを引き立たせるデザインが多く、もはや下着というよりファッションアイテムに。「クロップド丈のキャミソール」や「ベスト」のようなレイヤード服の一つ、という感覚です。
シルエットや素材も多種多様。深めのVネックにUネック、素材はニットやメッシュなど、ここでは語りきれないほど。数多く展開されている今なら、一人ひとりにフィットするものが見つかるはずです。
「Tシャツ×ビスチェ」を使ったコーディネートを紹介!
最近のビスチェがどんなものかわかったところで、ここからはコーディネートや取り入れるメリットを紹介します。
まず着こなしをチェックしてみましょう。こちらではTシャツ×ボトムのシンプルなワントーンコーデにON。レイヤードしたビスチェが締め役となり、メリハリのあるおしゃれな仕上がりに。
こちらのスナップでは、Tシャツ×デニムパンツにビスチェをプラス。定番スタイルも新たな装いにアップデートすることができます。
薄着になる夏は着こなしがパターン化しがち。でも「Tシャツ×ビスチェのレイヤード」を駆使すれば、着慣れたアイテムや、物足りないコーデを真新しい印象にしてくれます。ビスチェが一枚あるだけで、スタイリングの幅が広がります。
ビスチェの重ね着はTシャツだけじゃない!
ここまで「Tシャツ×ビスチェの重ね着」をご紹介しましたが、実はビスチェはTシャツ以外と重ねるのもおすすめです! 例えばブラウスやシャツ、ワンピース。Tシャツ以外の幅広いアイテムと組み合わせることができます。
他アイテムとのレイヤードなら、春夏だけでなく、秋冬もビスチェを使った着こなしを楽しむことができます。ぜひトライしてみてくださいね。