「ジャージ」といえば、”学校の体育で穿くパンツ”というイメージがありますよね。ゆったりした作りで動きやすく、伸縮性の高い生地が使われているトレーニングパンツですが、どんな名前で売られているのか悩むことも。アパレル用語ではジャージのことを何というのでしょうか?
もくじ
ジャージパンツはどんな名前で売ってる?
ジャージのアパレル用語は「トラックパンツ」
そもそも「ジャージ」は、ジャージー生地(メリヤス編み)が使われているのが名前の由来。競技用のトラックで使用することから、アパレル用語では「トラックパンツ」と呼ばれています。
活動を妨げないよう、お腹や足まわりがゆったりしているのがトラックパンツの特徴。ウエストゴムやストレートシルエットで作られているのが一般的です。
トラックパンツの別名は「ラインパンツ」
トラックパンツの別名は「ラインパンツ」。サイドにラインが入っているのが名前の由来です。ダボッとしたシルエットの場合は「ラインワイドパンツ」と呼ぶこともあります。
【ジャージパンツの種類】
レギンスみたいな「ぴったりシルエットのトラックパンツ」
トラックパンツのシンボルともいえるのが外側のラインテープ。通常は、サイドに2~3本の白テープが施されています。
アスレジャーやストレートファッションの影響を受けて、レギンスパンツ感覚で穿ける「ぴったりめシルエットのトラックパンツ」も登場。サイドの白ラインは脚をほっそり見せる効果が期待できます。
運動着っぽくなりすぎない「センタープレス加工のトラックパンツ」
ダボッとしたトラックパンツは普段の日に着こなしにくい。そんな場合は「センタープレス」が入っているものをチョイスしてみて。
脚まわりが立体的なシルエットになりジャージ感を解消。きれいめに決まるので、いつものコーデにすんなり馴染みます。
大人っぽく穿ける「無地のジャージパンツ」
ストレッチ性が高いジャージー生地(メリヤス編み)が使われているものの、ラインが入っていないデザインは「ジャージパンツ」。無地でシンプルなのでスポーティな雰囲気が落ち着き、大人っぽく着こなせます。穿き心地がよく着回しやすいのが魅力です。
【ジャージパンツのおすすめコーデ】
ハンサムなトップスとパンプスで大人っぽく
おしゃれ上級者さんにトライしてほしいのが、トラックパンツにパンプスを合わせる着こなし。さらにハンサムな「白シャツ」や「ジャケット」をプラスすれば、スポーティな大人コーデに決まります。
【ジャージのスカート】
ジャージ素材にサイドラインが入った「トラックスカート・ラインスカート」
ジャージ素材でサイドラインをあしらったスカートは「トラックスカート」または「ラインスカート」と呼ばれています。スナップのようなタイトスカートをはじめ、Aラインスカート・フレアスカートなどデザインのバリエーションが豊富。
体の横側に入った真っすぐなラインが縦長シルエットを強調するので、スタイルアップして見える効果もアリ。スポーティに穿けるスカートとして注目を集めています。
【ジャージのアウター】
タウンユースするのが人気「トラックジャケット」
いわゆる”ジャージの上”が「トラックジャケット」。スタンドカラーの襟・袖の中央に配したラインテープ・リブ仕立ての袖口と裾がデザインの特徴です。
最近では女性らしいスカートに合わせてタウンユースするのが流行り。着るだけでおしゃれなスポーツMIXコーデが楽しめます。
2022年5月19日 公開
2024年8月21日 更新